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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十七章 異界のバカンス旅行
520/616

520.黑と眞白(フィルザス視点)

お待たせ致しましたー








 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆(フィルザス視点)











 今頃、カティアは『戻った』のだろうか。


 本来の姿へ。


 もしくは、適応した姿か。


 僕は僕で……すべきことをしなくてはいけない。


 (くろ)の神として。


 (つがい)になるべく、妹神と手を取り合わなきゃいけない。


 だから……じい様達の『虹の世界』で、僕は僕のなすべきことをしなくてはいけないんだ。


 シアを目にした前に、緑の髪色が特徴的な女の子に……僕は、シアと結ばれるために……施していくんだ。封印などを。


 そして、その時間軸がすぐに過ぎたら……あの子もだけど、美しく成長したシアを、僕は抱き止めた。


 だけど……それは、ほんの一瞬でしかない。



『またね。フィー』



 眞白の世界での適応のために、シアと僕はまた離れ離れになってしまう。


 これからの悠久の刻を考えれば、わずかな時間だろうけど……僕にとっては、また待たなくてはいけない時間でしかない。



『僕も……もっと強くなるから』



 だから……カティア達のところへ戻ろう。


 お互いに口付けをしてから、踵を返して歩みを進めたのだった。

次回は土曜日〜

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