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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十七章 異界のバカンス旅行
511/616

511.神獣の形態変化(クラウ視点)

お待たせ致しましたー








 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆(クラウ視点)










 まぶしい。


 大きな大きな、力も感じる。


 からだの中から、強い何かを感じるんだ!!


 なんだろうなんだろう!!


 僕にも見える金色の光も、どんどん強く大きくなっていく。



「ふゅふゅぅうう!(すごーい!!)」



 からだがぽきぽき言うけど、気にしちゃいけない。なんだか、大きくなる気がするんだ!


 創世神様とおじいちゃん神様が言ってたこと……それかな?


 おっきくおっきく……僕の大きさが変わっていくんだ。


 カティアを探すため。


 助けたいために!!


 今の大きさじゃ役に立たないから……変わって、僕!!


 セヴィルもがんばっているだろうけど、僕だって頑張りたいんだ!!


 背中の翼ももっと大きくなると、強く動かすことが出来た。光もどんどん消えていくから、姿が落ち着いたかもしれない。



「「「「「く、クラウ……?」」」」」


「クラウ……ちゃん?」



 皆驚いているけど、浮いていないのに皆の顔がよく見える。


 僕って、今どんな姿なんだろう? 手とか足を動かそうとしたら……変な動き方になってた。



「ふゅぅ?(あれぇ?)」



 よちよち歩き? みたいになっているんだ。でも、からだを見たら……これは、セヴィルの守護獣とかと同じような感じになってた。手足が地面についてて……ひづめ? のようなものが全部についてた。


 カティアの勉強道具にあった……馬型? って聖獣に似てる? 僕今そんな姿なの?



「……美しいわね」



 ファルミアが僕の前に立つと、嬉しそうに笑ってた。キレイってことかな? かっこいいってことかな? きっといい言葉なんだね!



「ふゅぅ!(僕、行ってくるー!)」



 びっくりいっぱいだけど、カティアを探しに行かなくちゃ!! 足をがんばって動かしてから洞窟に行こうとしたんだけど、創世神様がしがみついて来たから、一緒に行くことになっちゃったー。

次回は日曜日〜

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