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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十七章 異界のバカンス旅行
510/616

510.神獣の焦り(クラウ視点)

お待たせ致しましたー








 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆(クラウ視点)










 カティア……カティア!!


 カティアがいないよ!?


 どこにもいないよ!!


 どこ……どこなの、カティア!!



「クラウ、カティアがいない?」



 創世神様には僕の声が聞こえているから、うんうんするとエディオス達はびっくりしたんだ。



「は? ゼルと一緒だろ?」

「ふゅふゅぅ!(居ないの、いないの!!)」



 エディオスには僕の声が届かないから、ぶるぶるして違うことを伝えたら……エディオス以外の皆もびっくりしてくれた。



「ゼル以外に、四凶(しきょう)達だって中にいるのに?」



 ファルミアもびっくりしていたけど、指をぱっちんしたんだ。そしたら、きゅーきがすぐに来たんだ!



「……洞窟内で、カティアが消えた」



 僕が言っていることと、同じことを言ってくれた。やっぱり嘘じゃなかったんだ!!



「……カティに何があったの? ゼルは?」

「…………忽然と消えたのみ。セヴィルは他の四凶に伝えてから奥へと探しに」

「……懸命な判断ね」



 僕は……僕らは。


 どうしたらいいのかな。


 カティアは大丈夫かな……。どうすればいいのか、わかんない。


 エディオスとサイノスは、四凶達について行って洞窟の中に入って行ったんだ。創世神様は、アナ達に何か起きたら大変だから……ここにいるんだって。


 僕も行きたいけど……ちょっと大きくなっても、僕にはなんにも出来ない。


 言葉もカティアと創世神様以外わかんないし、ほとんど魔術も使えない。


 でも、だけど。


 カティアの無事が心配なんだ……。じっとは出来ない!


 僕に……もっと、何かが出来ることが。


 力が……欲しいよ!


 強くそう思っていると……僕の身体から、金の光が出てきたんだ!?

次回は木曜日〜

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