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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十七章 異界のバカンス旅行
502/616

502.異世界のスイカ割り-⑤

お待たせ致しましたー

 エディオスさんは、サイノスさんように気配で察知したら豪快に割ってしまい。


 ユティリウスさんも同じように終わって。


 その次は……セリカさんだった。



「う、うーん?」



 アナさんに体を回してもらったら、平衡感覚が保てないからか……ふらっふらが少し続き。


 大丈夫になってきたら、スイカ割りのスタートだ!



「セリカさーん! まっすぐですよ!!」



 僕は正直に言ったんだけど、セリカさんはまっすぐ行こうにも全然違う方向に行っちゃって……倒れちゃった!?



「いったーい!」



 結構強くぶつかったから、大丈夫か心配になったんだけど。慌てて駆け寄ろうとしたら、黒い影がセリカさんに向かって行った!?



「セリカ!」



 っとぉ、ここでエディオスさんのご登場!!


 さっと向かって、ガッとお姫様抱っこして……すぐに四凶(しきょう)さん達のいらっしゃるパラソルへ!


 行動が鮮やかですな!!


 大事な婚約者さんが怪我でもしてたら、大変だもんね!


 で、皆さんとぽかーんとしてたんだけど……僕がフィーさんと目が合ったんで、お互いに首を縦に振った。



「セリカはエディに任せて」

「つ、次行きましょう!!」



 四凶さんとかクラウは今回は不参加だから、あとはセヴィルさんだけ!!


 僕が体を回すのは出来ないので、サイノスさんが回してくださり。


 十回が終わったら、ふらつくと思いきや……全然微動だにせず。一歩動いても、まったく揺れない!



「ふゅぅ!(セヴィルー!)」



 クラウはセヴィルさんへ応援したんだけど……テレパシーが聞こえないから、セヴィルさんは『ああ』とだけ返事をしてくださり。


 じゃあ、僕も! と声を張り上げた。



「セヴィルさーん! そこからまっすぐですよ!!」



 間違いだなんて教えずに、そのままをお伝えすると!


 それを信じて……まっすぐに進んで進んで。


 気配で察知したのか、スイカの前でピタッと止まり。


 木剣を大きく振り下ろすと、どかっと割れました!!



「……ふぅ」



 布を外したセヴィルさんの表情は、爽快だと言わんばかりにスッキリしていたのでした、まる。


 そして……割ったスイカの半分はジュースへ。


 残りはそのまま食べることになり。



「ふゅぅ!(あまーい!)」



 クラウとわけっこしたスイカはとっても甘くて美味しかったです!


 セリカさんの怪我は打ち身だけだったので、エディオスさんが魔術で治癒して。


 次は次で、お昼ご飯ということになり……バーベキューを開始することになりました!!


 ひゃっほい!

次回は月曜日〜

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