表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十六章 異界のバカンスのために
482/616

482.ゆったりのんびり

お待たせ致しましたー








 ◆◇◆











 そして……翌日もだけど。


 僕らのピッツァ御披露目は……無事に終わることが出来ました。



「……疲れた〜〜」

「ふゅぅ(僕も〜)」



 お城開放期間が終わった、さらに翌日。


 僕とクラウは……なんとお昼過ぎまで爆睡しちゃってた!?


 心配したアナさんやファルミアが起こしに来てはくれたらしいけど。



「ぐっすりだったもの?」

「しっかり、お眠りになられた方がよろしいかと思いまして」



 それと、起きたらアナさんもお休みだからとお風呂に入ることになったよ? 久しぶりにセリカさんとも一緒に!



「ふゅ!(セリカ〜!)」



 お風呂に入ると、クラウはセリカさんの方に突撃して行った。凄い勢いじゃなかったから、セリカさんもニッコリ笑顔でキャッチしてくれました。



「ふふふ。クラウちゃんもお疲れ様」

「ふゅふゅ!(僕頑張った!)」

「ふふ、一番活躍していたって言ってもよかったわよね?」

「まあ、そんなにもクラウは大活躍でしたの?」

「生地伸ばすの上手なんですよ」



 二個同時って、僕とファルミアでも出来ないのに……どこで覚えたんだろう? 教えてすらないのに……飲み込み早いんだよね?



「ふふ、いい子いい子」

「ふゅ!(うん!)」



 微笑ましい光景だ。


 セリカさんは、早くて来年の春くらいにエディオスさんとの結婚が決まったから……ほとんどお家でお勉強とかマナーレッスンばっかりだって。


 だから、大型休暇でもあるバカンスには絶対一緒に行きたい!



「ファルミア様もお疲れでしょうに。お子は大丈夫ですの?」

「順調よ? 四凶(しきょう)達もいるし、加護などの心配もないわ」



 そう言えばそうだった。ファルミアには赤ちゃんがいるから……バカンスでもあんまり泳げないだろうなあ。


 (けい)は水泳得意だったけど、体優先だもんね?



「ふゅ!(ばしゃー!)」

「きゃ! クラウちゃん!」



 ぽやぽや考えていたら……クラウが泳いでいた。


 これには、僕もすぐに近づいて……キャッチしたら、顔を寄せて。



「お風呂で遊んじゃダメ!」

「……ふゅ(はーい)」



 全く……油断したら遊びに走るのは、まだまだ赤ちゃんだからね。


 神獣だからって、言うこと聞いてもらえるとこはしなくちゃ!



「ふふ。カティも身体が戻れば……ゼルとの子供にも同じように出来るわね?」

「ファルミア!?」

「だって、あと問題は身体だけでしょう?」

「……そうだけど」



 実質婚約者ではあっても……まだまだ子供の体だから、先には進めない。


 セヴィルさんは……そこのところどう考えているのかな?


 聞くと……キスの嵐お見舞いされそうだけど!?

次回は木曜日〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ