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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十六章 異界のバカンスのために
479/616

479.結果報告

お待たせ致しましたー








 ◆◇◆











「……………………は?」



 エディオスさんのお誕生日式典も、無事に一日目を終わることが出来たんだけど。


 途中に起きた、ディシャスが赤ちゃんになって僕のところに来たのは……まあ、隠し事には出来ないので。


 お夕飯の後に、フィーさんが招集をかけて……ただいま上層の食堂に全員でいます。


 僕が、エディオスさんにディシャスのことを話すと……エディオスさんは、口がひくっとなりました。



「……本当です」

「…………ディーが?」

「ちっちゃい子になって……僕のいるところに来ました」

「…………あいつ!?」



 ご主人であるエディオスさんが頭を抱えてしまうのはしょうがないよね?


 僕ももし、クラウが良い子にしてなくて……人間の姿に変身して、勝手に出歩いていたら……怒るもん!!



「まあ。満足したらすぐ寝ちゃったし……とりあえず、言い含めておいたから」



 フィーさんが、やれやれって感じに言ってくれたから……脱走はしばらくないかな?



「……んにゃろぉ。俺のためどころか、カティアのために変幻(フォゼ)を覚えるかあ!?」



 けど、エディオスさんはディシャスの行動理由が『僕』だったと言うこともあり、まだお怒りが落ち着かないようです。



「……俺も見抜けなかったなあ?」



 中層に来る手前で、サイノスさんには会ったようだけど……サイノスさんには、魔眼とかないので気付けなかったようです。



「あら? 仕様がなくてよ。うちの四凶(しきょう)とかじゃなきゃ無理だわ」



 ファルミアにも、魔眼はないのでそれは同じだったみたい。



「……とりあえず、あとで締めてくる」

「ほ……ほどほどに」



 エディオスさん、まだ怖いです。


 止めようにも、今日は神王妃決定済みのセリカさんもご一緒だけど……セリカさんも苦笑いされちゃっている。止められないのですな……。



「……カティアは大丈夫だったか?」



 セヴィルさんは、僕の肩に手を添えてくださり……僕を気遣ってくださいます。


 ちょっとずつ……表情がわかってきたので、心配そうな表情にキュンときちゃいます!!



「はい。僕は大丈夫です」



 ディシャスは、泣き虫さんだったけど……いい子にしてたし、そこまで困らなかったしね?


 次会えるのは……バカンスの時とは言え。


 あと数日、中層でピッツァ作りも頑張らなきゃ!!

次回は火曜日〜

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