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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十五章 異界の夏に向けて
465/616

465.神獣の特技

お待たせ致しましたー



「ふゅふゅぅ!!(わーいわーい!!)」



 クラウの場合、枕回しにも見えるのに……ちゃんと出来ているのが凄い!!


 やめさせると、ぽんと調理台の上に載せたので……出来上がりを改めて観察すれば、ちゃんと均一に伸ばせていたのです!?



「クラウ、凄い!!」

「ふゅぅ?(凄い〜?)」

「ちゃんと出来てる!」

「クラウも戦力追加か!?」

「ふゅ?(僕凄いのー?)」

「凄い凄い!!」



 語彙力失っちゃうくらい、予想外過ぎだ!!


 まさか、おっきくなったクラウが……少し以上に料理が出来ちゃうだなんて!!



「ふゅ?(僕、出来る?)」

「出来る! もっかいやれる?!」

「ふゅ!(やるー!)」



 で、別の生地を渡してあげれば……ぽぽーんと、また同じ要領でピッツァ回しを披露してくれました!?



「…………マジかよ」



 イシャールさんは、クラウの技術の凄さに……思いっきり頭を抱えながら、がっくりされましたとさ。


 その時に、扉が開いたんですが……シャルロッタさんが入ってきて、二回目のピッツァ回しを見たので彼女は思いっきり拍手しました。



「なにこれなにこれ!! クラウちゃん、凄いわ!!」

「ふゅふゅぅ!!(わーい!!)」



 クラウが調子に乗り過ぎて、大判くらいに伸ばそうとしていたのをやめさせたので……せっかくだから、その生地を使ってピッツァを焼くことにしました。



「何で焼きましょうか?」

「俺はあれがいいな! テリヤキっつーの!」

「ソースの下準備しましょう!」

「二人ともずるいです! 私も混ぜてください、料理長!!」

「おうよ!」



 と言うことで、テリヤキマヨとマルゲリータぽいのを作ることになり……皆さんで堪能させていただきましたとも!!



「ふゅふゅぅ!!(美味しー!!)」



 功労者である、クラウにたくさん食べさせたことで……食事タイムは終わりを迎え。


 そのあとは、イシャールさんもだけど……シャルロッタさんもピッツァ回しを練習することになりましたー!



「頑張ってください!!」

「ふゅぅ(頑張れー!)」

「「ぐぐぐ!!」」



 応援はしましたけど……なかなかに苦戦する結果です。


 まあ、アクロバット抜きにしても初見さんには……ピッツァ回しをすること自体大変だからね?



「カティアちゃん!! もう一回見せて!!」

「はーい!!」



 見本を求められたら、応えますとも!!


 わかりやすいように、ゆっくり目に手本を見せたつもりですが。


 シャルロッタさん達には、『速い!?』と豪語されたのでした。


 あれぇ?

次回は火曜日〜

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