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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十五章 異界の夏に向けて
442/616

442.変わったことは

お待たせ致しましたー








 ◆◇◆











 いや〜……先日はびっくりした。


 お化粧ひとつで……あんなにもセヴィルさんからラヴアタックがあったんだもん。


 なので、完全メイクは何かの行事とか大事なイベントの時とかにして……他は、スキンケアを頑張ることにした。


 化粧水ひとつでも侮れないからね!!


 あとは、もうひとつ。



「んー?」



 アナさんとセリカさんに勧められた……ピンク色のリップをつける。


 これだけで、ちょっと顔が華やいでいるように見えるんだよね?


 すっぴんも良くないし、適度にしなくちゃ!



「ふゅぅ(カティアなーに?)」

「ちょっとだけ、お化粧」

「ふゅ(そうなんだー?)」



 ご飯作ってるわけじゃないし、この前みたいに完全メイクじゃないからクラウの反応も普通だ。


 とりあえず……普段はこれくらいでいいと思う。



「勉強もひと段落ついたし……何しようかな?」




 今日はセヴィルさんのお仕事が忙しいようなので、お茶会は出来ない。


 フィーさんとのお勉強タイムもひと段落ついたし。フィーさんはお昼寝するから〜と、どっかに行ってしまった。


 とくれば、今の僕が出来ることと言えば。



「ふゅふゅぅ!(カティア〜、お腹空いた〜!)」

「……そう言えば僕も」



 ちょっと小腹が空いてきた。


 他の皆さんもお忙しいようだから、おやつタイムは今日作れない。


 なら……と、僕はクラウを連れて中層に向かった。


 その途中で、



「お? カティアとクラウ」



 サイノスさんと遭遇です!


 あと、今日は久しぶりにジェイルさんも。



「……カティア嬢?」


「こんにちは! ジェイルさん!」



 ジェイルさんとは、シェイルさんの件以降あんまり会っていなかった。


 僕の体が成長したことは……フィーさんの記憶書き換えで違和感がないようにされているが。


 だから、目線がちょっと近くなったので少し新鮮。



「ふゅぅ!(サイノスぅ!)」



 クラウは相変わらずサイノスさんが大好きなので、タックルするように抱きついて行った。サイノスさんはびくともせずに、クラウを抱き止めてくれたけど。



「お、クラウも元気だな?」

「ふゅぅ!(元気!)」



 クラウのテレパシーは僕とフィーさん限定だから……サイノスさんには聞こえないけど、なんとなくはわかるみたい。さすがはサイノスさんだ!

次回は火曜日〜

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