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【完結】ピッツァに嘘はない! 改訂版  作者: 櫛田こころ
第十二章 異界の年明け
372/616

372.解決したこととそうでない(フィルザス視点)

お待たせ致しましたー








 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆(フィルザス視点)











 いや〜……。


 いや〜……さあ?



(立て続けに、くっつき過ぎ!!)



 僕の……神としての役割だからって、ここんとこ立て続けに御名手(みなて)同士の儀式が続いている気がした。


 イシャールとか、ジェイルとか。


 ひと癖ふた癖もあるふたりの方だもん。


 慌てて、それぞれの御名手を介して、僕の言葉を伝えた。形式であれ、僕からの祝福はこの世界では絶対だからね??



(……まあ、落ち着いてくれて何よりだけど)



 カティアがこの世界に来てくれたお陰で……それらが滞りなく行えた。


 自分の方は正統な儀式が終わらせてあるので、きちんと想いを告げるだけで済んだけど。セヴィルと婚約出来て良かった。


 肉体の問題は……魔力のぶれがある以外不明だ。見解の魔眼の持ち主以外には、元の年齢の姿には見えていない。なのに、魔眼越しには見えている。


 僕の目には当然見えているけど……クロノ兄様に連絡しようにも出来ないし、レイ兄様にも応答がない。じい様の方がもっとないから……どうしようか悩んでいるけど。


 とりあえず、クラウの成長の方も驚きだった。本当に予想外だったから。



(一番、じい様に聞いたいのに……写し鏡の連絡すら無視するだなんて)



 末の孫である僕に……なにも連絡させないだなんて、今までなかったのに!


 自分で解決しようにも出来ないんだから聞きたいのに!!


 シェイル達のとこから離れた木の上でジタバタしていた僕は……少ししてぐったりした。変に考えていてもしようがないと。



「…………気分転換に、カティアとピッツァ作ろうかなあ?」



 シェイル達のお祝いか何かで、多分作りたいと言うかもしれないから。


 そうと決めれば、と僕は転移を使ってカティアを探した。

次回は水曜日〜

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