外の世界
今度は、ケイトが旅に出るまでを書きました。
今回は、少し微妙です。
2870年、俺、ケイトは、成人となった。
「親父! 俺、旅に出たい!」
成人となった俺は小さい時から外の世界を見てみたく早く旅に出たかった。
「そ、そうか。父さん、少し驚いたぞ。」
(嘘だ、親父は俺が小さい時から「大人になったら旅に出ろよ」と毎日のようにいっていたからな。)
「親父、行ってもいいすか?」
俺は静かに答えを待つ。
「あぁ、俺はいいが、母さんに許可もらわないとな」
(やはり出てきたか)
母さんは、親父と違って現実的な見方をする。
だが、そんなことは関係ない。俺を止めれるものは誰もいない。
「母さん、旅に出ていいすか⁉」
(断られる覚悟でいったがどうか?)
「あっ、イイよ。でもちゃんと帰ってくるのよ」
「えっ?」
以外だ、まさかこんなにあっさりとOKもらえるとは。
まぁいいか、
「じゃあ明日には行くよ」
そういうと俺は部屋に向かった。
「ふふっ、」
「ん?どうした。」
「いや、あの子 あなたにそっくりだなっと思っただけです。」
「そうだな、あいつもいろんな経験をして大きくなってもらわないとな!はははっ!」
「そうですね。あら、もうこんな時間⁉私達も部屋に戻りましょう」
「そうだな」
・・・次の日・・・
「母さん、おはよう!」
「準備は大丈夫?」
「おう!」
そこに、寝巻きの親父がでてきた。
「おっ?もう起きたか。」
「あぁ、早く行きたいぜ‼」
そういうと、
「じゃあ、行ってくれば?」
俺は口をアホらしく開けた。
「えっ、いいの⁇」
「おう、いつでもイイぞ。」
「待って、話進むの早くない?まぁいいや。」
俺は部屋に向かい大きな皮袋を担いだ。
「お言葉に甘えて行って来る。」
そして、家のドアを開けた。
そこは、いつも見ている風景のはずが清々しく、とても気持ちの良い。
「親父、母さん行って来る。」
二人とも静かに手を振っていた。
「じゃあ行くか!」
そして、俺は勇者への一歩を歩んだ。
見てくれたみなさんありがとうございます。
今後も見てくれたらありがたいです。