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プロローグ~家族紹介

とりあえずR-15で投稿します。

たぶん大丈夫だと思いますが...。

 突然だが、俺の家族は変わってると思う。

9年前に両親が離婚し、俺は父さんに引き取られることになった。

そして、それから2年後、父さんは再婚し、今に至る。


「恭くん、はい、あーん」

俺に向かってカレーを食べさせようとしているこの人は奥村佳奈、俺の姉だ。

茶色の髪をストレートに伸ばし、これぞ姉の鏡というくらい優しい。

現在、大学に通っておりこの家の一番の年長者となっている。

佳奈姉かなねぇは頭脳明晰、容姿端麗、凹凸の激しい整った体、非の打ち所がないとはこの人のためにあるんじゃないかと思えるくらいなんでもできる。

高校生の時に全男子生徒の半分から告白されたことがあるという伝説レジェントを持っているくらいモテる。

ただし極度のブラコンだ。


「ね、姉さんはしたないぞ、あ...あーんなんて」

顔を真っ赤にして佳奈姉を止めようとしているのは俺のもう一人の姉の奥村涼だ。

艶のある黒髪をポニーテールにしており、かわいいというより美人といえる顔立ちをしている。

涼姉りょうねぇは佳奈姉とは違い、キリッとした目、引き締まった体、すらっと伸びた足など体育会系の女子だ。

男子よりも女子に人気があり、女子からいわゆるラブレターをもらったことがある経験の持ち主だ。(現在進行形でもらい続けている)

俺の通っている高校の生徒会長をしており、全校集会などの際に壇上で話している姿はかなりかっこいいと思う。

ただし、末期のブラコンだ。


「そうだよ、佳奈お姉ちゃん、鈴にあーんしてもらったほうがお兄ちゃんは嬉しいんだよ」

佳奈姉に負けじと俺に向かってスプーンを差し出してくるのは妹の奥村鈴葉だ。

今は中学2年で陸上部に所属している。

小柄な体型だが、足はかなり速く陸上部のエースと呼ばれているらしい。

佳奈姉と同じ茶色の髪をツーサイドアップにしているので実年齢よりも幼く見える。

かわいい物好きで野良猫なんかを見るとすぐに撫でに行く。

今時の女の子って感じだ。

ただし、重度のブラコンだ。


「...あーーーーん」

2人の姉に触発されたか、一番下の妹まであーんをしてきた。

黒髪をショートカットにして、前髪をヘアピンで留めているのは、一番下の妹の奥村飛鳥だ。

小学2年とは思えないほど無口な性格をしているのでかわいい顔をしているのに友達が少ない。

さらに、つねに無愛想な顔をしているので何を考えているのかよく分からない。

一番取り扱いが難しいのも飛鳥だ。

そして、姉に劣らずのブラコンだ。



この4姉妹のうち俺と血がつながっているのは飛鳥だけだ。

飛鳥は父さんと薫さん(父さんの再婚相手、義母)との間にできた子供なので血のつながりは一応ある。それ以外は全員、義理の兄妹になる。

そして現在、両親は仕事の都合上海外にいる。

家にいるのは俺を含めて5人。

ブラコンという名の猛獣の住処に俺一人が取り残されてしまった。

父さん、薫さん...早く帰ってきてください。



俺の貞操が毎日、危険にさらされています。





とりあえず投稿してみようと思い、投稿した処女作です。

生暖かい目で見てください

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