表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/48

第16話:今持てる全て

 呼び止められてアシュアは振り返る。

そこにはまたいつもの、何か言いたげにしているキルトがいた。ただ、いつもと少し違うと思ったのは、微かに彼の顔が強張っているところだろうか。

「……何?」

と、彼女は何度目かの同じフレーズでの応答をした。けれど、彼のいつもと違う空気に少し気圧されていた。

「あの、さ……その……」

が、土壇場になってキルトはまた口ごもり始める。

「……? 何もないなら帰るぞ」

と、アシュアはいつもの調子に戻る。

「あ、ちょっと待って!」

と、痛切に近い声でキルトは思わずアシュアの手を掴んだ。

「?」

それには少々驚いたのか、アシュアは目を丸くする。

「アシュア、僕と結婚してくれる?」

さらにその、キルトの突拍子もない言葉に、彼女は固まってしまった。

「…………は?」

「あの、いや、だから……僕、前からアシュアのことが、好きだったんだ……!」

と、目の前の少年は頬を赤らめて、それこそ卒倒する寸前の必死さで、言葉を紡いだ。

「……あ、あのな、だからってなんだっていきなり、け、結婚……なんだ!?」

と、アシュアは突然の、予想外の出来事に目を回すような気分で慌てる。

この内気な少年がまさかこんなことを言い出すなんて思いもしなかったのだ。

「だ、だって……」

とキルトが言いかけたとき、ふ、と日が陰った。

「……!」

カタストロファーの雲だ。

「キルト、その話は後だ。お前はどこか建物の中に入れてもらえ」

とアシュアは緊張した面持ちでそう言った。

けれど少年は手を離さない。

「キルト、手を離せ」

「……嫌だ」

その一言は彼女を驚かせもしたし困惑もさせたし怒らせもした。

「キルト?」

「どうして君ばっかりそんな目に遭う必要があるんだ!? 君だって普通の女の子だ!」

彼の言っていることがよく分からなくなって、アシュアは苛立ちを隠せない。

「これは私の仕事なんだ! いいから手を離せキルト!」

だがキルトの手の力は緩まない。ここにきて初めて彼の握力の強さを知った。キルトは彼女の腕を引き上げる。コートの袖から痛々しく巻かれた包帯が覗く。

「腕こんなにしてまでどうして戦おうとするんだ!?君なら他の道だってあるはずだ! もっと幸せな道がある!」

キルトは必死に叫んでいた。

アシュアはそんなキルトの顔を直視できなかった。彼は一体どんな顔でそんな言葉を吐いているのだろうか、と思うと少し怖かったのだ。きっと目の前には8年前とは明らかに変わった少年の顔があると、彼女は空気で感じ取った。

そう考えると自らの浅はかさと幼さに、恥辱すら感じた。

「……痛いよ、キルト」

アシュアはか細い声でそう言った。

そう伝えるしか出来なかった。

彼女らしくないそんな一声でキルトは我に返る。

無意識に、彼は掴んでいた腕を離した。

「……ありがとう、キルト。でもそんなの、私じゃないんだ」

彼女はそう言い残し、大通りに向かって走っていった。

キルトはその背中を、止められなかった。



 アシュアは黒い雲の濃度が濃い部分を目指して走っている途中、偶然クオと合流した。

「雲が厚い。多分今日で最後だ」

とクオが言う。

「……そうだな」

そう言うアシュアは少し妙な顔をしていた。

育った街から離れるというのに、なぜか少し安堵したような表情を見せたのだ。

「……アシュア、なんかあった?」

クオは駄菓子屋の前から2人を見失った後、大人しくキルトの家へ帰ろうとしているところだった。彼女の様子からしてあの後何かあったのかもしれない。

「……別に。さっさと片付けよう」

しかしアシュアはそう言って速度を上げたので、クオは深く訊くのをあきらめた。



 そのカタストロファーが降ってきたのは旧領主の館跡だった。古い建物で、現在は誰も住んでいない廃墟である。昔は子供たちが肝試しに使ったりしていたが、老朽化から建物が崩れる危険性があり、今は立ち入れないようになっていた。

 しかしいつものカタストロファーとはまた形が異なっていた。出現地域一帯を統べるボスクラスは、いつもなら大概大型の獣型。しかし今目の前にいるのは人の形をしつつ、しかしレイドリーグのような顔を晒しているタイプの人型ではない、黒い甲冑に覆われた騎士型のカタストロファーだった。だが騎士型は街を闊歩する偵察係のような雑魚のはず。目の前にいるのには、さらにオプションがついているのだ。

「……手が獣だ」

クオが警戒しながらも、アシュアの驚きを代弁してくれた。

右手には漆黒の剣。左腕はそれ自体が黒い獣だった。獣の眼は鋭く赤く光っている。飾りではないだろう。

「あんな形は初めて見るな……」

アシュアも普段より警戒しているのか黒い騎士と距離を保ったままだった。

すると

「石ヲ渡セ」

と、生身の人間のものではない、不気味な声が聞こえた。

「!! ……こいつ、喋るのか……」

(しかも私が石を持っているのは分かっているようだな)

アシュアはメリクリウスの石を取り出して、底石と本石を再び分離した。

「クオ、こっちを持ってろ」

と、アシュアは底石のほうをクオに投げる。

「え?」

慌ててクオはその小さな金色の、リング型の石を受け取る。

「底石だけでも何かしら力はあるはずだ」

「……分かった。騎士型相手なら俺に任せろ」

クオは剣を構える。底石を近づけると、以前完全な石と融合させたときよりかは見た目からも光が弱いが、うまく融合したようだ。

「行くぞ!」

クオが黒い騎士に向かって走る。

すると騎士が左手を掲げた。

「! クオ、避けろ!」

アシュアは直感でそう叫んでいた。

クオも反射的に横に飛び退いた。

それでも何かが彼の腕をかすった。

「……っ!?」

彼の腕を掠めたもの、それは獣の牙だった。

獣型の腕は、首から伸びるようだ。

「ち! 面倒な腕だ」

アシュアも石を銃と融合させる。

即座に構えて騎士に向かって強力な一撃を放つ。

騎士の後ろにあった建物の一部を破壊しながら、一瞬あたりはまばゆい光と白煙に呑まれた。

「やったか……!?」

クオが目を凝らす。が、煙の中には先ほどと全く位置を変えない黒い騎士の姿があった。

「……な!?」

(強化した銃ですら効かない!?)

騎士は次の一瞬で跳躍し、アシュアに向かって剣を振った。あまりの一瞬の出来事だったのでアシュアはとっさに石で強化した巨大な銃を盾にする。

だがあまりのその反動に、後ろに大きくのけぞった。

さらにその一撃で銃と石の融合が溶けてしまった。

(くっ……!)

「アシュア!!」

クオが騎士の後ろから切りかかる。だが騎士はその動きを見切っていたかのようにうまくかわし、左腕を伸ばす。

「ぐ!!」

彼の腹部を幾重もの刃物で刺されたような激痛が襲う。

クオの腹部に獣が噛み付いていた。

「クオっ!」

アシュアは体勢を整えながら叫ぶ。

「……こんの! 離せッ!」

クオが力を振り絞って獣の頭を剣で切り落とす。

(よし! これで左手を封じた!)

言葉にならない叫びを上げながら騎士は一旦退いた。

だが

「……なんだと!」

つい先ほど胸中で歓喜したはずのアシュアは、次の瞬間目を疑った。

しばらくすると騎士の左手には新たな獣の頭が生えてきたのだ。

「くそ! なんだあれ!!」

クオも腹部を押さえつつ悪態づく。

「我ガ身ニハ銃モ刃物モ効カヌ」

騎士はそう言って今度は右手の剣を振った。

レイドリーグが操るような黒い風が巻き起こる。

「く……!!」

アシュアの元に馳せたクオは叫ぶ。

「包め!!!〈フォレイヲ・アガラ〉」

剣に込められた魔法が発動し、なんとか風を相殺する。

2人は黒い騎士と距離を置いた。

「ち……なかなか手強いな……」

 アシュアはかつてないほどに切羽詰った顔をしていた。

「どうする? 銃も効かないし腕を切り落としても再生するし」

その時

「持てる全てで焼き尽くしてしまえばいい」

と、頭上から声がした。

(この声は……)

アシュアとクオ、さらに黒い騎士までもがその声の元を目でたどる。

廃墟の屋根の上に、黒い人影があった。

「な……! レイドリーグ!?」

それは、王都で戦った、あの人型カタストロファーだった。

(ち! このくそ忙しいときになんで奴まで)

と焦るアシュアだったが

(いや待て、あいつ今なんて……)

「レイドリーグ・カタストロフ。貴様、石ヲ人間ニ奪ワレタ挙句、助言トハ何ノツモリダ」

と、騎士が言った。

「そうだな。俺はもう2度も任務を失敗した。今更影の国へは帰れまい。だから好きにさせてもらうだけだ」

と、淡々と傷の男は言った。

「あいつ、一体どういうつもりだ?」

クオも困惑している。

「っ! レイドリーグ、『持てる全てで焼き尽くす』とはどういう意味だ!?」

同じく困惑しつつも他に道が見つからず、アシュアは宿敵に向かってそう叫んでいた。

「そのままの意味だ。お前達の持てる全てを使え。そうすればこいつぐらいは殺せるさ」

「貴様ア!!!」

騎士が怒りに任せて左手をレイドリーグに伸ばした。だが獣の刃にかかる前に彼は影になって姿を消した。

「……持てる全てって……」

アシュアは考える。

騎士はこちらに向き直っていた。

ゆっくり考えている余裕はない。

アシュアはリグロウスの形見であるもう1丁の銃を取り出した。

「アシュア?」

そして先ほど融合から解けてしまったエネルギー銃のほうも抱えて両方を再度石と融合させた。違う性質のものを掛け合わせたせいか、どうも形が歪な砲が出来た。

(確かに威力は上がるだろうけど……)

とクオは不安を隠せない。だがアシュアは

「クオ、剣!」

「え?」

全く分かっていない様子のクオの手を強引に引いて、さらにアシュアは太陽の剣を、その歪な砲と接触させる。

「ええ!?」

まばゆい青白い光でその場にいた全員が一時視界を失った。

これで結局は完全なるメリクリウスの石と2丁の銃、そして太陽の剣が融合したことになる。

これが『今持てる全て』だった。

「ちょ、アシュア!? いくらなんでも強引過ぎるぞ!? 銃と剣なんか組み合わせて!」

と目を開けるクオだが、実際2人が抱えているものは、想像していたものよりかは随分とまともなものだった。

普段なら本当に『ごつい』としか言いようのないアシュアの砲は、なぜか縦に伸びてスマートな形になり、さらに驚くべきは銃口の上部に元はクオの剣らしき刃が備わっている。ちなみにその砲には2人で持ちやすいように柄がついているわけだがその柄は明らかにクオの剣の柄のデザインだった。遠目からするとその武器は、砲というより突撃槍のようなものだった。

「……意外とマシだろ?」

アシュアは苦笑する。

「……ああ」

クオも微笑んだ。

「小賢シイ真似ヲ」

黒い騎士はこちらに向かってくる。

「クオ、この武器の使い方、分かるか?」

「ああ、勿論。行くぞ」

使ったこともないような妙な武器だが、なぜか2人はその使い方を理解できた。それもメリクリウスの石の神秘のひとつなのかもしれない。

真っ向から向かい合う両者。

騎士の左腕から獣が伸びる。

それを槍の先端である刃が貫いた。

「グアッ!?」

腕が再生する前にアシュアとクオは一気に間合いを詰める。騎士の後ろには館の壁。騎士は逃げ場を無くした。

「ッ!!!」

実体があるのかどうかもよく分からない騎士の甲冑を刃が貫く。それでも手ごたえは十分だった。

「マダ、ダ……!」

しかしまだ騎士の致命傷には及ばないらしい。黒い騎士が刃を引き抜こうと手をかける。

「こっちも、まだだ!!」

アシュアはそう叫んでトリガーを引く。形はどんなに変わっても、これは銃なのだ。

その瞬間、想像を超えた轟音と閃光が放たれた。

断末魔を上げる余裕すらなかったのか、黒い騎士は一気に光に飲まれ、消えていく。

「やった!」

アシュアとクオは歓声を上げる。

だが、余りある破壊力はその後ろにあった館の壁までぶち抜いてしまった。

「まずい! 崩れ……」

る、とアシュアが言い終える前に、老朽化で弱っていた館は糸が切れたように崩れだす。

無意識にアシュアは目を瞑っていた。逃げられないと悟ったのだろう。

古臭い土壁の匂い、舞い上がる白煙、ガラガラとうるさいくらいに音を立てる瓦の音。全てが入り混じって、視覚、嗅覚、聴覚、それらの感覚が麻痺する。


どれくらいその空白の時間が続いたのだろう。

長く感じたが、案外短い時間だったのかもしれない。

(あ……れ? 痛く、ない……けど、重い……)

連続的な音がひととおり止んで、不思議な感覚を覚えつつ彼女は目を開けた。

すると、視界にまず入ったのは見慣れた金の髪。

彼女の上に、クオが覆いかぶさるような体勢になっていることに気付く。

「な!」

クオのほうはまだ気を失っている。頭から血を流しているわけでもなく、目立った外傷はなさそうだ。とりあえずそれに安堵してから

「お、おいこらクオ! 早くどけ!」

と足掻いてみる。だが抜け出せなかった。

(……こいつ……)

それほどまでに、しっかりと守られていたのだ。

(〜〜〜〜……)

それにしても、この体勢は正直きついものだった。

何がきついかというと精神的に、だ。

(くそ、近すぎる!!)

 アシュアはひとりでに赤くなっている自分が恥ずかしくも情けなく、さらに空しくて絶望する。

ここに来る前キルトにあんなことを言われたせいか、彼女は妙に異性を意識してしまっていた。

(ああもう! 心拍数が無駄に上がるだろうが!!)

「さっさと起きろこのライオン頭!!!」

そう叫びつつ、彼女は痺れを切らして彼の頭をはたいていた。


「……ん……?」

頭に何か当たったような気がして、クオは目を覚ました。

「……あ」

 最初に彼の目に入ったのはアシュアの顔。

 なんとなく頬が赤らめつつ、非難の目で彼を睨んでいる。

 気がつけば、なんとも微妙な体勢になっていた。

「ご、ごめ!! ぇ……ぃてっ」

と、謝りつつ急いで退いたが、腹部に痛みが走って反射的に手で押さえる。獣に噛まれた所だ。

「……大丈夫か?」

さっと上半身を起こしつつ、それでもアシュアは心配そうに声をかけた。

「あ、ああ。なんとか。っていうかなんで俺たちこんなにピンピンして……?」

そこで周りが妙に陰っていることに気がつく。

「?」

上を向くと、青い巨体が見えた。

「アッシュ!?」

アシュアに名を呼ばれて、一声鳴いてから竜は肩乗りサイズに戻る。

「そうか、お前が屋根になってくれたんだな」

アシュアが竜の頭を撫でる。

クオにはどうもそのときのアッシュの目が、優越感に浸るように、にやけているように見えた。

(俺も一応頑張った、つもり……だぞ!)

 そしてアシュアはそのあたりに散らばってしまっていた銃やら石やらを急いで拾い集める。

彼女はまた底石をクオに投げてよこした。

「それはお前が持っていろ。そのほうが何かと都合がいい。紐でも通して首から提げとけ」

「え……あ、うん……。アシュア、腕、大丈夫なのか?」

石で思い出したのだが、ハインド老人の忠告があったにもかかわらず、結局彼女は完全な形のメリクリウスの石を使ってしまったことになる。

アシュアは呆れた顔で溜め息をつきつつ

「なんだ、お前も聞いてたのか?」

と愚痴をこぼす。

……しまった、とクオは苦笑する。

「悪化はしてない。お前と一緒に使ったせいもあるんだろうな」

 彼女は呆れ顔のままそう言った。嘘ではなさそうだ。

それで少し、クオは安心した。

「なら今度から石を使うときは俺と一緒だな!」

と、彼はどこか嬉しくなって言う。

そうなると、彼が彼女の側にいる理由がまたひとつ、出来ることになるからだ。

「? 何をそんなに嬉しそうに。機動性が下がるだろ?」

と、ただ現実的なことを指摘する彼女だったが

「いや、いいんだ」

気持ちは分かってもらえなくても、クオはその事実がただ嬉しくて、そう答えていた。


「……さて、戻るか」

アシュアは立ち上がってコートの埃を払う。クオも倣って服を叩きだした。

「……クオ」

彼女がぽつりと彼の名を呼ぶ。

「ん?」

 なんだろう、とクオは顔を上げる。

「お前のお陰であんまり服が汚れずに済んだ。……その………感謝する」

そう照れくさそうに言って、彼女はそそくさと歩き出した。

「…………え?」

(さっき、『感謝する』って言ったよな!?)


「やった!」

彼はついつい声に出していた。

彼女が『ありがとう』と言ってくれるということは、貸し借りでものを考えなくなったということで、それだけ遠慮がなくなったということなのだ。

「……何が『やった』だ! 置いてくぞこの方向音痴!」

頬を赤らめて怒る彼女が無性に愛おしく思えた。


黒い雲が去って、日が再び差す。

砂埃がきらきらと光る中、歩いていく彼女の後姿を見てクオは目を細めた。


彼女になら、これからも誓える。

いや、彼女だからこそ、これからも誓える。

この先何があっても、ずっと主の側にあることを。


な、なんとかまだ週1ノルマを守っているあべかわです(←なんとかってなんだなんとかって!)。更新にむらがありすぎて長期間ブランクを空けた後の読者数の減りようが(途中まで読んでくださっていた方々に対して)ものすごく申し訳ないのですがそれでもここまで読んでくださっている方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ