二十三日目
昨日は私の家で雨と色んな事を話した。好きな物や好きな場所。最近のマイブームまで。お菓子を用意して、床に寝っ転がりながら話した。年はいくつか聞いたら私と同い年だった。私に似てる知り合いって誰か聞いてみたら。
「えーっと、俺のお母さんの浮気相手かな。凄く失礼なのは分かってるんだけど…」
そう申し訳なさそうに言うので、「全然、大丈夫。気にしないから続けて。」と続きを話すよう促した。
「お母さん、浮気相手が結婚してるの知りながら付き合ってたんだけど、そいつに結婚申込まれた時、浮気してたくせに気持ち悪くなって別れたらしんだよね。」
「そうなんだ。私、実は親離婚してるんだよね。」
「本当!?見えないなー。」
「でしょー?」
その後はアルバムを一緒に見た。楽しかった思い出を雨と共有出来て嬉しかった。
ーーー
雨のお陰で疲れた体を休むことが出来た私は、大きな公園に居た。今日はこの公園で戦うからだ。人が居ないお昼の時間を狙って、戦うことにした。一気に沢山の人を救うために、変身をして、変身を解除するのを繰り返して、敵を沢山出しまとめて倒すことにした。
「雨、見て!輝いてる!!」
「本当だ…!」
敵を倒していけば水球が色んな所に浮かび、太陽の光を反射してキラキラと輝いていた。
「舞え!もっと遠くに!」
何だか段々と歌いたくなってきた。
~舞え!もっと遠くに!
どんどん浮かぶ部屋の中で貴方は笑顔になっていく
花が枯れれば貴方の心は乾いていく
花が咲けば貴方は笑顔になっていく
舞い上がれ―――!もっと色んな所に笑顔を咲かせよう
憂鬱な気持ちは花束で吹っ飛ばして
水が染みるのも貴方の思い出が沢山詰まっている証
大きな水球を作ろう
もっと遠くに花咲かせよう
この部屋が貴方の楽園になることを願って――~
「夏!水球が――!」
「凄い、大きくなってる。」
何個にも分かれていたはずの水球は大きな一つの塊になっていた。まるで水で出来た太陽みたいにあたりをキラキラと輝かさせている。中に映る映像の数も数え切れないほどあった。
「もしかして、歌うと大きく塊になってより多くの人を救えるのかもしれないな。」
「うん。きっとそうだよ。じゃあ、次の場所でも頑張りますか!」
水球が無くなるのを待ってから私達は次の場所に移動した。




