人物紹介
完璧すぎる二人はお互いの心の内を知らない。
自分の片思いだと思っている。
そんな二人が心通わせるまでの物語。
サリフ・レーヴェン(16)
サリフ帝国の王太子。
学園の4年生(最終学年)
卒業後2年は陛下の下で実務の補助をする。
その間に実務の勉強をし、それが終了すれば婚約者と結婚する。
婚約者はリフィア
紫の髪に、ブルーの瞳、綺麗な顔立ちなうえ、自分と同じくらい優秀。
普段は完璧な隙のない淑女だが、2人のときは、かわいらしいところもあるリフィアにぞっこん。
心の中ではデレデレで、側近にのろけたりしているが、本人の前では絶対にそんなそぶりは見せない。
政略結婚だと思われているだろうから、自分だけ・・・と思っている。
学力2位、剣術2位、馬術1位 総合成績1位
ナリン・リフィア(16)
由緒正しき侯爵令嬢。帝国内で一番古株のナリン家。影響力は王室に並ぶほどだ。
学園の4年生。婚約者のレーヴェン王太子とは、同じクラスだ。
卒業後2年は王妃の下で実務の補助をする。
銀髪、紫の瞳、王子様の顔立ちで見た目はもちろん、自分より優秀なレーヴェンが大好き。
淑女の鏡と言われるほど、顔にはそんなそぶり出さないが。
学力1位、剣術3位、馬術2位 総合成績2位
ちなみに剣術2位はレーヴェンの側近兼護衛の、カイである。
同じく同率2位、リフィア側近兼護衛のリクである。
ちなみに二人は双子だ。