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勇者 神様の機嫌2

「し、失礼しまーす」


「なんだ、坊主、なんかようかい?ここは冒険者ギルドだぞ」


心配なのか煽りなのかこちらに話しかけてくる。

逆撫でしないよう一応返しておく。


「登録しに来たんです」


ベルりんどうすればいいの?


(.....)


我が姫はご立腹のようだ。


「登録?あはははっ面白い冗談言うじゃねえか」


こいつ話にならないな。もう無視しよ

そうして俺は受付嬢的な感じのオーラを出している目を瞑っている赤色の髪の女の人に話しかけた。


「あの、登録しに来たんですけど」


「あ、はい、起きてます起きてます登録ですね」


「ありがとうございます」


登録用紙

出身

分かりません

得意武器

名前

悠木護(ユウキ・マモル)

職業

勇者の導き手


こんな感じでいいか。


「はい、これでいいですか?」


「はい、受理致しました」


「職業が勇者の導き手」


「はい」


「コラコラ、嘘はいけないよ」


「いや、本当ですって」


「え、マジなの?」


「はい」


「ま、マスター!!」


そう言って声を荒らげながら奥に行ってしまった。

騒がしい女の人だ。

奥に行ったのでクエストボードとやらを眺めているとさっきの女の人が戻ってきた。隣に筋肉隆々した男を釣れて


「さ、先程は失礼致しました」


「奥に既に勇者が来ている。奥に来てもらおう」


「分かりました」


そうして奥の部屋に行くと鎧を来た女の子が座ってくつろいでいた。ソファで寝そべりながら漫画を片手に


「勇者様導き手様をお連れしました」


どうやらこの女の人が勇者らしい。


「ひゃう!早く言ってよエクレアちゃん!」


どうやらこの赤い髪の人はエクレアと言う名前らしい。

そして数分たち


「それじゃあ改めて、初めまして。勇者のマコト・カンザキよ。よろしくね」


「導き手のマモル・アオキです」


彼女は不意に俺の耳元に近づき質問してきた。


「日本から来たんだよね?」


「はい」


「良かったー。私1人ですごく心配だったの」


「そうなんですか、」


「この世界スマホやらインターネットなんもないからつまんなくてさ」


「あー分かる」


「スマ...ほ?」


「インター...ネットなんですか?それ」


どうやらいつの間にか聞こえる声のボリュームになっていたらしい。


てかそろそろ機嫌直してよ!


(...ちっ)


なんかさっきより機嫌悪くなってない??


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