悠木護
新作です
「悠木護ソナタは今日死んだ」
「は、はぁ」
「自分のことなのに随分と他人事だな」
「まあ、前世に悔いなんてありませんからね」
「ま、彼女いない歴=年齢+ぼっち+親なしだからな」
「ぐっなんで知ってんだよ」
「ほらなそれがお前の悔いだ何故って決まってるだろ。私が神様だからな」
「そこまで言わなくてもいいじゃん泣」
「そこでお前に提案が...ってめそめそするな!」
「もう、要件は?!早くしてはよはよ」
「うるさいな、大事なことだけ言うぞ?」
「はい、すいません調子乗りました」
「お前には転生してもらう。拒否権はない。そしてその使命は、勇者の案内役だ」
「て、転生?」
「そう、お前の肉体は生まれ変わり新たな生命としてその世界に行く。そこで勇者の導き手として案内してやれ。お前の世界で言うあれだアートソーダーオンラインとかいうゲームのピクシーみたいな感じだ。名前はなんだったかなユア?だったかな」
「分かりました。頑張ります。ところでお姉さん、むっちゃタイプなんですけど!」
「ほ、本当か!?こんな、女っ気のない女をタイプにするとはお前意外と見る目あるじゃないか!どうだ?この役目が終わったら一緒に暮らさないか?」
「いいですよ!」
「じゃ、じゃあ早く帰ってこいよ、旦那」
「うぃ。行ってきます」
そう言って俺は目の前にあった扉を開けた。
「あ、名前聞くの忘れてた。」
こうして俺の人生は始まったのだった。
どうでしょうか?
短かったですよね。すいません