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日常賛歌  作者: しろくろ
73/91

第七十三話 憂鬱、優越、愉悦

 憂鬱、憂鬱。


 ぱたぱたと、耳に障る音が絶え間なく響いている。俺の嫌いな、雨粒の落ちる音。


 おはようございます。遥人です。雨の季節の半ば、じめじめと憂鬱な朝の目覚めです。


 ちっ、と一つ舌打ちをして、かかっている毛布を蹴り飛ばした。それくらいに、不愉快な目覚め。


 誰かに起こしてもらえる。そういう日々が戻ってきたことに慣れたせいだろうか。


 目覚めたらそこに姉妹の顔がある。そんな幸福を当たり前に思ってしまったせいだろうか。


 雨は、この季節は、嫌いだ。


 気に入らない。自分を目覚めさせたのがぽつぽつと降りだした雨の音だなんてのは。


 本当に、気に入らない。


 憂鬱、憂鬱。


 こんな日は、できるだけ早くあいつらの顔が見たいのだが。二人は、起きているだろうか……。


 期待と不安に心を揺らして、ようやく自分の部屋から扉を開け放したその瞬間だった。


 目の前には、綺麗な瞳。自分の求めていたそれは、予想に反して面白いくらい早く手に入った。


「おはよ、真央さん」


「はい、おはようございます」


 先程までの不機嫌を押し殺して何とか笑顔を作った俺に対し、真央さんが見せてくれたのは屈託のない柔らかな笑顔。


 それだけで多分、俺は救われるんだ。


「起こしに来たんですが……少し遅かったみたいですね」


「いや、いいタイミングだよ」


 欲を言うなら、あとほんの少しだけ早く起こしに来て欲しかったけど。でも、今いてくれるならそれで充分。


「ありがと、助かるよ」


 わしゃわしゃと頭を撫でてやると、彼女は気持ち良さそうに身を預けてくる。


 一見、真央さんが甘えているようなこの光景。実際に甘えているのが俺の方だなんて、誰にもわからないだろうけど。


「……で、真央さん。そのどっか見覚えのある衣装は何?」


 俺が指差したそれをひらひらとたなびかせて、真央さんはバレエの如く片足を軸に優雅に回って見せた。


 そして、スカートの裾をつまんで一礼。思わず拍手を送りたくなる程に洗練され一連の動作。


 その身に纏うモノがモノであるため、軽く抱き締めたくなる程に可愛らしいのは必然か。


「おかえりなさいませ、ご主人様。……が、常套句の女使用人の制服です」


 その衣装とぴったりフィットな真央さんの台詞に若干頬が緩んでしまう。破壊力、というものさえ秘めた、そんな台詞。


「そうだね、メイドさんだね」


 あんまり冷静じゃない自分を何とか静めて、出来る限り興味なさげに答えてみせる。一種の照れ隠しである。


「……遥人さん、メイドさんはキライですか?」


 俺の反応が冷淡だったせいか、真央さんは人差し指を唇に当て不安そうに首を傾げた。


 あ、ヤバい。いつもの真央さんでも有り余っている破壊力だが、今はそれの比じゃない。あぁもう、真央さんは俺をどうするつもりなんだっ!?


「安心して、真央さん。男の子はみんなもれなくメイドさん大好きだから」


「ほんとですかっ?」


「ほんとほんと。男ってアレ、もれなくみんな馬鹿だから」


 そこまで開き直ってようやく、真央さんを直視することに成功する。そして、悟ることとなる。


 俺のガラクタな脳のポンコツな記憶が正しいなら、彼女が嬉しそうに纏っているメイド服には見覚えがある。


 思い出そうとして脳裏に浮かんだのは、この服を着て涙目でお茶をいれている女の子。


 ……このアホピンク、奈央さん?どうしてこんな記憶が俺の中にあるのか?


「良かったです。遥人さんが悦んでくれたならさーちゃんから強奪(もらっ)て来た甲斐がありましたよ」


 ひらひらふわふわの衣装に身を包んだ真央さんは、胸に両の手を当ててほっと一つ息を吐いた。


 ごめんちょっと、これ抱き締めてもいいの?どうなんだよ奈央さん。


「えっ……強奪(もらっ)て来たってそれ、強奪(ごうだつ)して来たのとは違うの?」


「さーちゃんの泣き顔って結構そそられますよねー」


「泣かせたっ!?泣かせてきたっ!?おもいっきり強奪したろソレ!」


 黒いよぅ。メイド服の純白部分さえも最早真っ黒だよぅ。怖いよぅ。


 ……でも可愛いよぅ。何コレ絶対反則だろ。


 笑顔はやめてっ!眩し過ぎるの!眩し過ぎるから!


 目がっ、目が……っと、よく考えたらそれどころじゃねーや。


 小夜ちゃんのメイド服。それなら前に奈央さんが着せられてたやつだろう。


 確かそれは、小夜ちゃんが親父さんからプレゼントされたもので、まがいなりにも彼女の宝物であったはずだ。


 さすがにそれを強奪して泣かせたなんて……泣き顔見たかったなぁ。


 ―――おっと、どうやら手違いで本音が漏れてしまったらしい。とりあえず、服は返してあげないと。


「ほら真央さん。浴衣買ってあげるからそれは脱いで小夜ちゃんに返してあげような?」


 子供をあやすようにそんな言い方をしたせいか、真央さんはプイッとそっぽを向いて頬を膨らませた。


「浴衣じゃいやです。この服が良いんですっ」


 そんな……。さりげなく浴衣を着せて自分好みに改装しようとしてたのがバレたか!?


「いやでも、可愛いじゃん浴衣。真央さん絶対似合うと思うんだけど」


 なおも粘る。欲望の為に粘る。どうせ夏になったら着てもらうつもりだったけど、そんなに待てません!


「うう……でも、私はコレがいいんですよぅ……」


 どうしてなんだっ!?どうして俺の言うことを聞いてくれないんだっ、メイドさんなのにっ!


「どうしてそんなにメイドさんにこだわるんだ?お兄さんに話してごらん?」


 少し瞳を潤ませながらも『この服はあげません』とばかりに肩を抱いてしゃがみこむ真央さん。


 ……なんかソレ、俺が無理矢理脱がせようとしてるみたいじゃね?危険な図じゃね?


「……だって、遥人さんのベッドの下にはこれと同じ服を来た女の人がたくさん」


「たっ、ターーーイム!真央さんちょっと黙って!」


「その本は随分読み込まれてましたし、大切そうにしまってありました」


「真央さーーん!聞こえてますかー?俺の悲痛な叫びが聞こえてますかー!?」


 ちっ、違うんだ!誤解なんだ!まさか俺が『浴衣を汚すのは邪道だし、やはりここはメイドもので……』とか考えてたわけじゃないんだ!


「それに、パソコンにもやっぱり同じ服を来た女の人がたくさん……」


「真央さーん!ごめーん!ほんとごめーん俺が悪かったー!許してごめーん!」


 違うんだよ!ほんとに、ほんとに!ちょっそこ!検索履歴を調べるのはやめろって!


「極めつけにはですよ?一時期遥人さんの携帯の待ち受け画像がこの服を着た時の奈央ちゃ」


「死ぬよォォォ!わかったよ俺が死ねばいいんだろぉぉぉお!死ぬよォォォ!」


 奈央さっ、違っ、違うから!そんな目で、そんな目で俺を見ないで!なんなんだよコレ、想像なのに奈央さんの蔑んだ目が異常なまでにリアルなんだけど!


「だから、遥人さんはこの服が大好きなんだなーって。私もこれを着れば待ち受けにしてもらえるのかなって。そう思ったから、ベッドの下の本でメイドさんについてたくさん勉強もしたんです」


「……おい、何を見た?いったい何を見て何を、どんなものをメイドさんだと思って学んだんだっ!?」


 ヤバいだろコレ。情操教育がどうとか貞操観念がどうとかいろいろすっ飛ばしてヤバいだろコレ。


 真央さんが……真央さんがどうか学習能力のないポンコツでありますように。


「とりあえず、オシオキはまだでしょうかご主人様」


「ぁああぁぁぁぁああ!」


 めっちゃ学んどるぅぅぅぅ!めっちゃ要点わきまえとるぅぅぅぅ!めっちゃ優秀ぅぅぅぅ!


 こっ、殺される!まず真央さんに悩殺される!そしてやがては奈央さんに抹殺される!


 止めないと!この負の螺旋階段をどうにかしないと俺にまっとうな明日はねえ!


「遥人さん。……オキオキ、早くぅ」


 ヤバいぃぃぃぃ!目覚めるぅぅぅぅ何か大変なものに、そして変態なものに目覚めるぅぅぅぅ!


 てえかこの色気はなんだ!?どう考えても真央さんが醸し出すようなもんじゃねえ!


 ……はっ、そういえば。小夜ちゃんのメイド服といえば親父さんが趣向を凝らした特注品であったはず。


 どこが違うかといえば……。


「真央さんちょっと、回れ右しようか」


「! 撮影ですね!待ち受け用に撮影をするんですね!?」


「いやちがっ」


「じゃ、じゃあまさかオシオキとしてバッ」


「真央さぁぁぁぁん!お願ぁぁぁい!お願いだからそこから先は絶対に言わないでえええ!」


 もうこの娘は駄目かもしれない。もう完全に教育に失敗して子供がグレた親と同じ気分だよこれ。


 ……あ、さりげなくおしり突き出すのも止めてね。


「そしてああ、やっぱりですかそうですか」


 案の定……か。その特注品メイド服にはもれなく豪華特典がついてくる。背中ばっくりオープンの見る側に対して嬉し過ぎる豪華特典だ。


「は、遥人さん……私もう……」


 もう、なんだよ!いろいろ吸収しすぎだよこの娘!その点では間違いなく将来有望だよ!


 つーか四つん這いにならないでっ!俺は回れ右としか言ってないからな!?こっち見んな、頼むから!


「……真央さん。服、着替えようか」


「いやですよぅ。それに、遥人さんだって嬉しそうじゃないですかー」


「いや……ほんと、頼むからさ。この通りだ」


 年甲斐もなく頭を下げる俺だが、もう頭一つで事態が収拾されるならいくらでも下げます。


 とにかく、俺は持ってあと五分ってとこだ。何が?とかは聞かないお約束。察せ。


 頭はいつまでも上がらない。長い長い沈黙が訪れたから。真央さんは今どんな顔をしているのやら。


 思えば悪いことをしてしまったな。真央さんは俺のためにこんなことをしてくれたのに。


 俺がもっと立派な人格者なら、真央さんの好意をしっかり受け止めて事なきを得ただろうに。


 まったく。俺って奴は本当に……本当に、どうしようもない。


「頭、上げてください」


「えっ?」


 声はお腹から出せ!とは良く言うが。これがもし彼女の真っ黒なお腹から出た言葉だとするなら、やはり彼女は暗黒の中に純白を孕んだ奇跡の少女なのだと俺は考える。


「わかりました。ご主人様の頼みとあっては逆らえませんから……着替えます」


「真央さん……」


 そうか、天使か。彼女は多分これ、天使なんだわ。俺の全ての罪をお許しになろうと言うのだから。


「やっぱりこれはさーちゃんに返さないといけないですしね。私が着るべきものじゃないんです」


 やはりどこか寂しそうに、彼女はそんな言葉を並べた。ただ一言『その姿をずっと見ていたい』とか言ってあげれば、おそらく彼女は報われるのだろうけど。


 でもごめん。大人の都合上それだけは言えないんだ。本心がどうなのかは別問題として。


「それに、遥人さんは」


 真央さんは行きすぎたくらいに潔く笑って、消えそうな声で言った。


「―――それに、遥人さんはやっぱり、奈央ちゃんに着てもらわなきゃ駄目みたいだから」


「っ!?」


 これは、どういうパターンなの?俺はいったいどんなフォローをすればいいの?わかんねえ!


「わかってましたけどね。今の私じゃ、奈央ちゃんは越えられない。……ほんとに、わかっているんです」


 俯いてしまった真央さんの表情は見えないけど、その声はまるで泣き出す直前の様に震えていた。


「わかってるんですよ。……でも、挑まなきゃ何も変えられないんです」


「真央さん……(何コレ。何の話なのコレ?)」


 俺が混乱を極め頭上に四匹のヒヨコをはべらせているときだった。突然に真央さんの体が倒れこむ様にして俺に張り付いた。


 彼女の細い腕が俺の腰にまわされたとき、間近で感じる甘い匂いと柔らかい感触で全ての思考は停止した。


「まだ、選択しちゃ駄目ですからね。私はもっと頑張って強い女の子になりますから、それまでは……」


「……選択?真央さん。良くわかんないけど、とりあえず何かを勘違いしてるんじゃない?」


 奈央さんがどうとか、選択がどうとか。ここまで理解できないとなると、根本的な認識の部分に穴があるとしか考えられない。


「言っとくけど、俺にとって奈央さんと真央さんは平等に大切だからね?ついでに言えば、今の俺に二人以上に大切な存在はないし」


 だから、多分何かの勘違い。そう伝えたつもりだし、難なく理解してくれるものだと思っていた。思っていたけど。


「勘違いなんかじゃありません。私は確かな筋から情報を得ましたから」


「や、本人が否定してるのに確かな筋からの情報ってのも……」


 つーかこれ、本宮じゃね?このパターンはどう考えてもいつもの本宮パターンだよなぁ。


 あのアマ、いつか見てろよ……いつか……五年後くらいに。


「私、草壁先生から『いろいろ』聞いたんです」


「なんだよそれ!こんなに内容が怖い『いろいろ』は初めてだよ!」


 って、草壁!?慣れてない分本宮より厄介なんじゃないかそれ!


 あんの欠陥教師ぃぃぃいい!うちの真央さんに何を吹き込みやがった!?


「主に、遥人さんの初恋の話とかですね」


「それもう名誉棄損んんん!俺あいつが言ったことわかったもん!あいつ何度否定してもいつも同じ言いがかりつけるもん!」


「で、結果として現時点で遥人さんに一番近いのは奈央ちゃんだと判明しました」


「意義あり!」


「却下」


「おいィィ!」


 草壁冬介!いったいいつの間にこんないたいけな少女をたぶらかしやがった!?


 てか何でよりによって奈央さんだよ!一番距離が埋まらなくて悩んでんだよこっちはよ!


「ですから、私もがんばろうと思います」


「頑張る理由と方向性以外は概ね賛成だけどね。……なんかもういいや。応援してるよ」


 ため息一つ吐いて以前一時間の範囲の記憶を全て心の焼却炉へ。俺は晴れやかな笑顔で、決意の表情の真央さんの頭を撫でた。


「ありがとうございます。……その、一つお願いがあるんですけど」


 気持ち良さそうに、だけど少しだけ照れくさそうにはにかむ真央さん。俺がそっとお願いの内容を問うと、躊躇い気味に答えた。


「あの、ですね。……今日はメイドさんとして頑張りましたので……その、ご褒美を」


 自分でも図々しいのがわかっているのか、今にも逃げ出しそうな様子でそれでも言ってのけた。


「……ぷっ」


 思わず吹き出してしまった。目の前で上目遣いにこちらを見つめている女の子が、あんまりにもちんけで可愛くて。


「うう……ダメ、ですか?」


 がっくりと肩を落としながらそう言った真央さん。俺はそんな彼女をもう一度撫でてやってから答えた。


 そんなの、いいに決まってる、と。




「では、こちらへどうぞ。お嬢様」


「はっ、はい!」


 やや緊張気味に俺の膝の上に座った真央さんは、落ち着かない様子であちらこちらに視線を飛ばしていた。


「湯加減はいかがでしたか?」


「もちろん、気持ちよかったです!」



「それならよかった」


 そんな他愛のない会話をしながら、俺は風呂上がりの真央さんの濡れた髪を優しく拭いてやった。


 バスタオルがわしゃわしゃと髪を擦る度に、真央さんは猫の様に身を揺らした。気持ち良さそうなので、とりあえずはこれで良いのだろう。


 次に、やはり出来る限りに優しくその艶やかな黒髪をとかしてやる。櫛が通る度に青みがかった黒が美しく光る。


「服、ちゃんと小夜ちゃんに返せよ?」


「はーい」


「あと、ちゃんと謝れよ」


「……はーい」


「なんだよその間は」


「ふふふ〜何でもないですよー♪」


 えらくご機嫌だなぁ。そんなにご褒美が嬉しいのだろうか?


「ねえ、ほんとにこんなんでいいの?」


「充分過ぎますよ」


「なら、いいけど」


 ゆっくりゆっくり、この時間が少しでも長く続くように髪をとかす。なんだかんだ言いながら、俺だって楽しいのですよ。


 そして真央は、自分の髪が長かったことにこれ以上ない幸福を感じていた。おかげで、この時間は長く続いてくれる。


「でも、遥人さん」


「んー?」


「今日は同じお布団で寝かせてくれたら、私はもっと嬉しいです」


 膝に座る真央は、体の力の全てを遥人に託して寄りかかった。このまま眠ってしまってもいい。


 ――このままでいられるなら、目覚めなくたって。


 そんな風に思った一瞬を、遥人の答えがあっさりとかき消した。


「そうだな。甘えんぼなお嬢様の頼みだし、断るわけにもいかない」


「それじゃ、いいんですか?」


 眠りかけていた真央の瞳が、今日一番の輝きをみせた。しかし、一緒に寝るのもそんなに珍しいことではないはずだが。


(ほんと、甘えんぼだな)


 自然とこぼれてくる笑みを絶やすことなく、二人だけの時間はゆるやかに過ぎて行く。


「でも、奈央さんには内緒だからな」


「もちろんです!」


 そんな風に、軽く一人をハブにしつつ。やがて同じ布団に身を納めた二人は、目を合わせるとおでこを突き合わせながら呟いた。


『おやすみなさい』と。



 そんな、雨の季節の雨晴らし。ぽたぽたと垂れる雨の音さえ音色に変わる、満たされた日々のひと欠片。



 そんな一日

 こんな日常




何となく扱いに困るものを書いちゃったなぁ……と思わなくもない第七十三話。



さて、とりあえず寂しいので感想(またはお気に入り登録)をお待ちしてます。

やっぱり目に見えるものがわかりやすい、ですね。



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