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電子宇宙の足跡  作者: 黒砂糖
遺品 鎧兜と刀を手にした猫のストラップ付
1/1

頑丈で黒色の端末機No.1


私の端末を見つけた貴方を、私は人間だと信じたい。


貴方は人間ですか?この文字を解読できる新種族の方ですか?私には貴方が分かりません。


でもここに書き記しておきます、私は忘れ去られるのが怖い。


どうか忘れないで、抗い、一寸の光さえ見えない明日を、繋ごうとした大多数の人を。























・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 私は「AーBー1107」、通称イオナだ、私の生まれた時代には識別番号制度があり、地球防衛軍に入隊した者は最初に適正を調べられ大雑把ながら9つの兵科に分けられる、私は最初にAtakku teamだったから識別番号の始めが頭文字のAとなっている、BはBurabo連隊の意味、四桁の数字は連隊に着任した人数番号で1107人目に着任したと言う意味だ。


 今日の連隊規模は、一個連隊1400人で基本編成される、だが我が実家たる連隊の編成人数は1107人、定員にも満たない人数で編成完了通知が来たことを覚えている。



 地球防衛軍 A部門B連隊 第一小隊伍長 識別番号「1107」記  西暦■■■■■■

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