人は抗う
音無「御巫君!!しっかりして!!御巫君!!」
御巫「が…………は…………。」
Dr.K「御巫!!(あそこまでの負傷なら死んでおかしくはない!!だが!!なぜ御巫はBreakerにはならんのだ!!)」
阿見場が一歩だけ前に出る。
その一歩がメンバー達の緊張を高める。
Dr.K「ぬ!!撃て!!」
Dr.Kの部下達が阿見場に向かって乱射する。
しかし、効くはずがなかった。
この場において阿見場は無敵。御巫がBreakerにならなければ勝目は無し。
だれもがそう思った。
だが、希望である御巫はすでに再起不能状態。自分達が攻めるしか他にはなかった。
殴山「おどれ~…!!!阿見ぃ場ぁ~~!!!」
阿見場に突撃する殴山。
キィィィ…!
殴山「隕石砕!!!」
ズシュ……
Dr.K「な!!!」
宮下「嘘だろ…!!」
殴山「ば…バカ…な…!」
阿見場は殴山の攻撃を避けず、人指し指でそれを止める。
パンチの勢いでその指は殴山の拳にめり込んでしまっていた。
殴山「ぬがぁ~!!!!お…俺の拳がぁ~!!!」
阿見場は騒いでる殴山を見ようともせず、ひたすら御巫を見つめていた。
殴山「でりゃ~!!」
膝蹴りをくりだした時、阿見場は殴山を図上高く放り投げてしまう。
宮下「ま…まずい!!あの高さから落ちると確実にあいつは死ぬ!!」
Dr.K「な…なんて事を!!」
霞浦「野郎っ!!」
宮下「行くぞ!!」
宮下、霞浦が阿見場に攻撃を仕掛ける。
殴山「落ちる~…!!!!!!」
キィィィ…!!!
宮下「はぁ!」
霞浦「ふんっ!!」
次から次と攻撃をするが、宮下の攻撃ならまだしも霞浦の攻撃さえも受け止められてしまう。
霞浦「はぁ…はぁ…なんだこいつは!!」
宮下「おいお前!!!阿見場はまかせる!!あのでかいのは俺がどうにかする!!」
霞浦「ああ!!」
殴山「ぬあ~!!」
殴山が地面に激突まで残り5秒。
Dr.K「おい!!御巫はどーなんだ!!」
音無「嫌だ!!目を覚まして!!御巫君!!」
天野「御巫さん!!」
音無と天野が止血等、介抱するが心臓の脈が小さくなっていく。
Dr.K「御巫……!」
ドゴッ!!!
霞浦「ぐばっ!!き…効く!!」
重い一撃をくらう霞浦。
宮下が殴山の落下地点付近で待機するが、残り1秒で激突の時、阿見場は霞浦でも認識できないスピードで移動し、宮下のわき腹を蹴る。
バキバキ!!ベキッ!!!
宮下「がぁ…!!!」
そのままふっ飛ばされ、木に激突する。
霞浦「宮下!!」
Dr.K「!!!」
そして
殴山「あ…阿見場ーー!!!!!!」
メシャッ!!!!!
受け止めの宮下がいなくなり、地面に激突する殴山。
体中の様々な物が砕け、破裂とともに殴山は動かなくなった。
殴山の付近が赤く染まる。
霞浦「きょ…巨猿ー!!!」
その叫びで音無と天野が振り向く。
音無「え…!ご…ゴリラ君!!Dr.K!ゴリラ君は…!!!」
Dr.K「駄目だ…。死んじまった…。」
音無「嘘……。」
天野「そんな…!!」
Dr.K「もう…終わりだ…。宮下もやられた…。もう戦う術が…ない…。誰もあいつを倒せない…。」
音無「うぅ…!ねぇ起きて!!!しっかりして!!!!」
御巫はそれでも動かないまま。
そして必死に抗う霞浦。
霞浦「(おいどうした御巫!!お前はそんな事でくたばっちまったのかよ!!)あらぁっ!!」
ドゴンッ!!!
霞浦の全力の拳が阿見場の腹部に命中するが、阿見場には全く効いてなかった。
霞浦「(見ろよ…。俺でも無理だ。おい…御巫。なんで‘逝っち’まうんだよ!!)」
宮下「ゲホッ…。(あのでかいの…死んじまった。俺のせいだ…。しかもこのザマか…。情けねぇ…。)」
辛うじて意識があった宮下であったか、もろに阿見場の攻撃を受けたせいで負傷が激しく、意識を失った。
阿見場「残念だ。お前にはちょっぴり期待したぞ。だがこれまで。あの世で殴山が待っている。死ね。」
霞浦「へっ…。余裕こきやがってこの復讐にしか脳のない脳無しが!
死ぬのは貴様だ!」
阿見場「口だけは達者のようだな。これから死ぬと言うのにその笑み…。なんの笑みだ?」
霞浦「貴様は確かに強い。殺す気になれば今すぐにでもこの場の全員を殺せるだろうぜ。だがな、自分の力に過信しすぎやしねぇか?お前は必ず足元をすくわれる!!あの‘男’にな!!」
阿見場「ほう。肝に銘じておくよ。それよりあの‘男’とは、御巫の事か?」
霞浦「そうだ。」
阿見場「最後の最後に笑わせるな。バカが。あいつは…。」
ズボォッ!!!
霞浦「!!!」
阿見場の腕が霞浦の腹にめり込む。
阿見場「死んでるじゃねーか。」
音無「なんで…なんで……ぐすっ…御巫君……。」
御巫の心臓は既に
活動を停止していた。
霞浦「ぐはぁ………。」
その場に倒れる霞浦。
阿見場「残り3人。」
Dr.K「やはり…俺が…やるしかない…。」
Dr.Kはサングラスを外す。
Dr.K「こいつは禁じ手中の禁じ手…。俺はどうなるかわからない…。巨大すぎる力を俺にはとうてい制御できないだろう…。」
Dr.Kは一本の注射器を取り出すと自分に射つ。
Dr.K「だが!!ここで引くわけにはならん!!
なってやるよ俺も!!
‘Breaker’に!!」
地球最強の男を前に
平和のために人は抗う
どこまでも。
だーいぶ投稿が遅れました。
トリプルセブンです。
Twitterにて御巫零のキャラデザを投稿しました!
暇すぎる時は見てください\(^^)/
キャラデザを書き終えた時におかしなヵ所とか発見しましたが、訂正せずそのままです!!
ご了承下さいm(__)m
さて、Breaker!!!も残り数話で完結です。
最後まで何卒よろしくお願いいたします!!




