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Breaker!!!  作者: トリプルセブン
75/83

人は抗う



音無「御巫君!!しっかりして!!御巫君!!」


御巫「が…………は…………。」


Dr.K「御巫!!(あそこまでの負傷なら死んでおかしくはない!!だが!!なぜ御巫はBreakerにはならんのだ!!)」



阿見場が一歩だけ前に出る。

その一歩がメンバー達の緊張を高める。


Dr.K「ぬ!!撃て!!」



Dr.Kの部下達が阿見場に向かって乱射する。

しかし、効くはずがなかった。

この場において阿見場は無敵。御巫がBreakerにならなければ勝目は無し。

だれもがそう思った。

だが、希望である御巫はすでに再起不能状態。自分達が攻めるしか他にはなかった。


殴山「おどれ~…!!!阿見ぃ場ぁ~~!!!」



阿見場に突撃する殴山。


キィィィ…!


殴山「隕石砕(メテオクラッシュ)!!!」


ズシュ……



Dr.K「な!!!」


宮下「嘘だろ…!!」


殴山「ば…バカ…な…!」



阿見場は殴山の攻撃を避けず、人指し指でそれを止める。

パンチの勢いでその指は殴山の拳にめり込んでしまっていた。


殴山「ぬがぁ~!!!!お…俺の拳がぁ~!!!」



阿見場は騒いでる殴山を見ようともせず、ひたすら御巫を見つめていた。


殴山「でりゃ~!!」



膝蹴りをくりだした時、阿見場は殴山を図上高く放り投げてしまう。


宮下「ま…まずい!!あの高さから落ちると確実にあいつは死ぬ!!」


Dr.K「な…なんて事を!!」


霞浦「野郎っ!!」


宮下「行くぞ!!」



宮下、霞浦が阿見場に攻撃を仕掛ける。



殴山「落ちる~…!!!!!!」



キィィィ…!!!


宮下「はぁ!」


霞浦「ふんっ!!」


次から次と攻撃をするが、宮下の攻撃ならまだしも霞浦の攻撃さえも受け止められてしまう。


霞浦「はぁ…はぁ…なんだこいつは!!」


宮下「おいお前!!!阿見場はまかせる!!あのでかいのは俺がどうにかする!!」


霞浦「ああ!!」


殴山「ぬあ~!!」



殴山が地面に激突まで残り5秒。


Dr.K「おい!!御巫はどーなんだ!!」


音無「嫌だ!!目を覚まして!!御巫君!!」


天野「御巫さん!!」



音無と天野が止血等、介抱するが心臓の脈が小さくなっていく。


Dr.K「御巫……!」



ドゴッ!!!


霞浦「ぐばっ!!き…効く!!」


重い一撃をくらう霞浦。


宮下が殴山の落下地点付近で待機するが、残り1秒で激突の時、阿見場は霞浦でも認識できないスピードで移動し、宮下のわき腹を蹴る。



バキバキ!!ベキッ!!!


宮下「がぁ…!!!」



そのままふっ飛ばされ、木に激突する。


霞浦「宮下!!」


Dr.K「!!!」



そして


殴山「あ…阿見場ーー!!!!!!」


メシャッ!!!!!


受け止めの宮下がいなくなり、地面に激突する殴山。

体中の様々な物が砕け、破裂とともに殴山は動かなくなった。

殴山の付近が赤く染まる。


霞浦「きょ…巨猿ー!!!」



その叫びで音無と天野が振り向く。


音無「え…!ご…ゴリラ君!!Dr.K!ゴリラ君は…!!!」


Dr.K「駄目だ…。死んじまった…。」


音無「嘘……。」


天野「そんな…!!」


Dr.K「もう…終わりだ…。宮下もやられた…。もう戦う術が…ない…。誰もあいつを倒せない…。」


音無「うぅ…!ねぇ起きて!!!しっかりして!!!!」



御巫はそれでも動かないまま。


そして必死に抗う霞浦。


霞浦「(おいどうした御巫!!お前はそんな事でくたばっちまったのかよ!!)あらぁっ!!」



ドゴンッ!!!


霞浦の全力の拳が阿見場の腹部に命中するが、阿見場には全く効いてなかった。


霞浦「(見ろよ…。俺でも無理だ。おい…御巫。なんで‘逝っち’まうんだよ!!)」


宮下「ゲホッ…。(あのでかいの…死んじまった。俺のせいだ…。しかもこのザマか…。情けねぇ…。)」



辛うじて意識があった宮下であったか、もろに阿見場の攻撃を受けたせいで負傷が激しく、意識を失った。


阿見場「残念だ。お前にはちょっぴり期待したぞ。だがこれまで。あの世で殴山が待っている。死ね。」


霞浦「へっ…。余裕こきやがってこの復讐にしか脳のない脳無しが!

死ぬのは貴様だ!」


阿見場「口だけは達者のようだな。これから死ぬと言うのにその笑み…。なんの笑みだ?」


霞浦「貴様は確かに強い。殺す気になれば今すぐにでもこの場の全員を殺せるだろうぜ。だがな、自分の力に過信しすぎやしねぇか?お前は必ず足元をすくわれる!!あの‘男’にな!!」


阿見場「ほう。肝に銘じておくよ。それよりあの‘男’とは、御巫の事か?」


霞浦「そうだ。」


阿見場「最後の最後に笑わせるな。バカが。あいつは…。」



ズボォッ!!!


霞浦「!!!」


阿見場の腕が霞浦の腹にめり込む。


阿見場「死んでるじゃねーか。」




音無「なんで…なんで……ぐすっ…御巫君……。」



御巫の心臓は既に


活動を停止していた。



霞浦「ぐはぁ………。」



その場に倒れる霞浦。


阿見場「残り3人。」


Dr.K「やはり…俺が…やるしかない…。」



Dr.Kはサングラスを外す。


Dr.K「こいつは禁じ手中の禁じ手…。俺はどうなるかわからない…。巨大すぎる力を俺にはとうてい制御できないだろう…。」



Dr.Kは一本の注射器を取り出すと自分に射つ。


Dr.K「だが!!ここで引くわけにはならん!!

なってやるよ俺も!!



‘Breaker’に!!」



地球最強の男を前に


平和のために人は抗う


どこまでも。





だーいぶ投稿が遅れました。

トリプルセブンです。


Twitterにて御巫零のキャラデザを投稿しました!


暇すぎる時は見てください\(^^)/

キャラデザを書き終えた時におかしなヵ所とか発見しましたが、訂正せずそのままです!!

ご了承下さいm(__)m


さて、Breaker!!!も残り数話で完結です。

最後まで何卒よろしくお願いいたします!!


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