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Breaker!!!  作者: トリプルセブン
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蒼色の瞳




御巫「うおおおっっ!!!!」


阿見場「死に腐りやがれ~!!!」



そして、御巫と阿見場の拳が


衝突した。



バチッバチッ!!

火花を散らす互いの拳。


御巫・阿見場「おおおおっ!!」


音無「御巫君…お願い!」



手を握りしめ、御巫の勝利を願う音無。

他のメンバーも固唾を飲んで見守っていた。


だが、


御巫「おおおおっ…!くっ…押される!!」


阿見場「ぐはははは!!いくら体が傷ついても俺に勝つことはできん!!死ねい!!!!」


御巫「そんな…!バカな…!」



徐々に押される御巫。


音無「そんな…」


Dr.K「ダメか…」


阿見場「これで最後だーー!!!」


御巫「ぐおおっ!!?」



阿見場は最大の力を出し止めを刺そうとする。


しかし、


御巫「ふっ…それを…待っていた!!」


阿見場「何!!!?」



スカッ!


御巫はあえて腕を引っ込め、阿見場は御巫に寄り掛かりそうになる。


阿見場「しまっ!!」


御巫「うおおおらあぁぁっ…!!!」


腕を引っ込めた御巫は再びに力を溜め、阿見場を殴りにかかる。


阿見場「させるかー!!!」



阿見場も伸びた状態の腕を横に振り、首を狙う。



そして


御巫「っ!!!!!」


阿見場「っ!!!!」



バゴオォォンッッ…!!


御巫の拳が先に阿見場の左の顔に直撃する。


阿見場「がっ……はぁ…!!!」


御巫「お前の…負けだ!!阿見場ーー!!!」



阿見場の左顔が破壊され、顎や頭蓋骨が砕かれ肉片は飛び散り、ぶっ飛ばされる。


御巫「はぁ…はぁ……。ざまぁみろ……。」


阿見場「そん…な……バカ…………な………。俺……の……復………。」



顔を破壊された阿見場はそのまま動かなくなってしまうのであった。


静寂に包まれる国会議事堂前。


御巫は他のメンバー達にガッツポーズを見せる。


音無「やった…。やったーー!御巫君ーー!!」


Dr.K「終わった。ついに終わったんだ…。聡史さん。あなたの子がやってくれましたよ…。」


音無「御巫君ー!!」



音無は御巫の元に走り、抱きつく。


音無「やったね!やったね!」


御巫「お…おい!抱きつくな!!」



他のメンバー達も笑顔を浮かべる。


殴山「男御巫ー!!!流石じゃー!!!」


宮下「ふっ…。たいした奴だ…。」


天野「やっと…終わったんだ…。終わったよ…武内君…。」



喜びで涙を流す天野。

だが、


霞浦「…。」



霞浦は不愉快そうな顔をして阿見場を見つめていた。


宮下「おい。俺だ。全て終わったと伝えろ。国会反逆者阿見場は敗れたとな!!」



宮下は警察に連絡をし、暫くして警察が集ってくる。



阿見場が倒された事は日本中にすぐに配信され、国民達は安堵に包まれるのであった。


轟もその事を知る。


轟「うおお!!やったな御巫君!!いてて…」


駿太郎「まだ動いちゃダメだよ!!傷深いんだから…。ふふ!」


轟「なんだー?嬉しそうにしやがってこのガキがぁ…!」


駿太郎「そりゃねー!」



()くして、阿見場の復讐は終わろうとしていた。

国会反逆罪として、重症を負っている阿見場、滝澤、戸神、また、死亡している織田は逮捕となった。


しかし、

滝澤、戸神、織田は先に護送され、次は阿見場を厳重に鎖で固定し、護送の準備をしている矢先に事件は起きた。


警察「ぐおっ!!?」


警察「どうした!?」



警察の突然の声にアルバトロスメンバー達もそちらを見る。


御巫「何だ…。これは!!」


Dr.K「まさか…。」


音無「な…何なの…。今度は…。」



突然、阿見場の体が謎の黒い煙に包まれ、バチバチと音をたてていた。


鎖は引きちぎれ、阿見場は黒い煙に包まれたまま立ち上がる。


御巫「おい!!お前らそこから放れろ!!」



既に手遅れ、警察の‘頭’が地面に転がる。


御巫「…っっ!」



黒煙の中から突如、(あお)色に光る二つの光。

黒煙は徐々に消え、その姿を現す。


御巫「嘘…だろ…。」



体の色は黒く、逆立つ髪、際立つ筋肉、(あお)色の瞳。


その姿を見て、御巫達は確信した。



紛れもなくその姿は



Breakerだと。


阿見場の顔はすっかり完治している。


阿見場「…」


阿見場は御巫の方を見る。


御巫「っっ!!」



御巫は不気味すぎる阿見場の瞳に鳥肌が立つ。


御巫「やんのか…。」



キィィィン…!!!


阿見場は右手を真上にあげ、まるで手刀のように指先もピンと真っ直ぐに立てる。


御巫「何をする気だ…。」



ブン!


阿見場はその手を今度は真下にゆっくり降り下ろす。


音無「何をしたの…いったい…。」


宮下「わからん…。だが、なんか嫌な予感…。」



すると突然、何かに気がついた霞浦が大声を出す。


霞浦「御巫ッ!!!避けろー!!!」


御巫「へ?」



ズバアァッ!!


御巫「!!」



御巫の胸から下腹にかけて亀裂が走り、大きく裂けてしまう。


御巫「ゴバッ……」


音無「いやー!!」



その場に倒れる御巫。

致死レベルの出血。


御巫「あが…ば……」


Dr.K「御巫ーー!!!」



ついにBreakerとなってしまった阿見場。


一撃で倒されてしまった御巫。




これより、アルバトロスの最後の戦いが始まる。



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