TELOS
国会議事堂内
御巫対阿見場
阿見場「くたばれぇい!!!!! 御巫零ー!!!!!!」
ゴオォォ!!
剛拳と化した阿見場のパンチが御巫に迫る。
御巫「ぬっ!!」
パァン!!
装備していた銃で阿見場の肩を撃ち抜く。
阿見場「がぁっ!!
…。ふふふ…。ふははは…。」
御巫「…。」
阿見場「全く。」
グチュチュ…
阿見場は肩から銃弾を引き抜き、床に放り投げる。
ズズズ…
阿見場の肩の傷が修復していく。
阿見場「なんだー?その人を疑う顔は。」
御巫「阿見場…。てめー。なんなんだ。」
阿見場「何の事だ。」
御巫「お前。なんで俺の腕がエラーになっても不思議がらねぇ。不思議がる事が当然の反応だろう。なんで当たり前みたいな顔してやがる。」
阿見場「…」
御巫「殺したんだろ。俺の両親。そしてDr.Kって人を。
なら俺がこの力を持ってる事に疑問わくだろ。
何を隠してやがる。」
阿見場「何の事だ。」
御巫「とぼけんなよ。阿見場。貴様。Dr.Kから全て聞いたさ。俺の親父とかの関係も。
あの日お前はDr.Kを殺ったのかしらんが、Dr.Kは生きてる事知ってたろ。」
阿見場「…」
御巫「いや、Dr.Kを
"生かした"
って言ったほうがいいか。貴様みたいな復讐に燃えるやつが、自分の壁となる者がいるのなら確実に殺してるはず。しかし、貴様はDr.Kを生かした。なぜだ!!」
阿見場「!!!
…お前のその力はDr.Kの野郎が生きてたって証拠。ただの…殺しそびれだ!!!!」
阿見場は長机を御巫に投げるが、蹴り弾かれる。
阿見場「Dr.Kが生きてたなら俺の実験記録を参考に
'世界をも滅ぼす力'
"TELOS"を使えてもおかしくはない。」
御巫「TELOS…。」
御巫達は人間強化のこの薬をDr.Kが覚醒βウイルスと名をつけたため、そう呼ばれていたが、阿見場達はTELOSと名をつけていた。
阿見場「お前らは覚醒βウイルスだろーがな。」
御巫「…。その名をなんで知っている。お前らに対してジャスティスやアルバトロスメンバーがその名を言ったとは思えんがな。
硫黄島でお前らの部下に‘お前らはハメられた’って言われた。何をした!!察するにハナから内通者がいるはずだ。」
阿見場「まぁ…。どうせお前は死ぬ。教えてやろう。お前の言う通り俺と繋がってるやつがいる。
全部筒抜けだ。
チームを作った事から硫黄島に攻めることから、お前がBreakerとやらになれる事もなーー!!!」
御巫「なら!!なぜささっと潰しに来なかった!!何が狙いだーー!!!」
阿見場「どうでもいいだろ!!!!!」
ゴッ!!!!!
御巫と阿見場の拳がぶつかる。
御巫・阿見場「うおおおおおおっ!!!!!」
バチッ!!!…バチッバチッ…!!!
拳と拳の微妙な摩擦で火花を発生させるほどの勢いであった。
バチン!!
御巫「うおっ!!」
阿見場「くっ!!」
両者とも弾かれて後方へふっ飛ぶ。
すかさず御巫は銃で阿見場を撃とうとしたがそれを止める。
阿見場「なんだ…撃たんのか?」
御巫「それともう1つ…。阿見場…。てめー俺と"同じ"か。」
阿見場「んー?」
小馬鹿にするような笑みを見せる阿見場。
御巫「殴山にあんだけ鉛弾ぶちこまれたのに傷が治ってやがる。」
阿見場「さっきから疑い深いぞ。」
御巫「まぁいい。」
御巫は銃を放り投げる。
御巫「てめーを…破壊するのみ………。」
キィィィィ…
阿見場「(何だ…急にこいつの様子が変わったぞ。)」
御巫「はぁぁ…!」
黒色のオーラを放つ御巫。
阿見場「(これはさっきの!!まずい!!)」
一方。
シェルターに避難している首脳や天皇、大臣達はジャスティスがほぼ全滅した事で事態をさらに重くとり、警察や自衛隊に東京在中の一般市民を東京から避難させる命令を出していた。
それにより一般市民は東京から避難を始めていた。
これより起きるかもしれない大きな戦いに備えて。




