悪魔(デーモン)
御巫、音無、宮下は阿見場の後を追い、部屋に入る。
そこはまるで事務所のような場所で、研究資料などが机の上に置いてあった。
そこの椅子に座っている阿見場。
御巫「おいつめたぞ。阿見場!!!」
御巫、音無、宮下は銃を阿見場に向ける。
阿見場「フフフ…この俺に勝てるとでも?」
御巫「さぁな。だが今ここで殺す。」
阿見場「おー怖い。」
その時、天野の叫び声が聞こえる。
天野「きゃー!!」
御巫「何だ!」
音無「天野ちゃん!?」
宮下「!」
阿見場「(今だ)」
叫び声で三人が一瞬隙を見せたとき、阿見場は三人の銃を弾く。
御巫「しまっ!」
阿見場「一瞬の隙が死を招く!あの世で後悔しろ!!」
時間にして僅か0.5秒。
阿見場は御巫の心臓を目掛けてエラーの右腕で突き刺す。
阿見場「殺ったぞ!!」
音無「御巫君!!?」
宮下「御巫!!」
阿見場の腕が御巫を貫通する。
少し戻り、研究室に残されたDr.K達。
駿太郎「大事な所アターック!!」
部下「おふん!!!この…ガキャ…」
駿太郎の強烈な蹴りが部下の男としての象徴にヒットする。
強烈すぎて、取れてしまう。
駿太郎「今日から両方のトイレ入れるね!!」
Dr.Kは部下の銃を拾い、部下を倒していく。
ドドドドドドドド!!
Dr.K「腰いたいから動かずにすむわい。」
部下「うぐ…」
部下「かは…」
駿太郎「いてて…」
少なからず三人も怪我をしている。
殆どの敵が倒されて50人はいる部下が全滅寸前の時、一人の部下が怪しげな行動をとる。
部下「や…やるしかねぇ…」
一人の部下はジュラケースから注射器を取り出すと、それを自分の腕に注射する。
部下「う…ぐ…ぐわ…」
Dr.K「あいつ…何してる…」
部下「あー!!!ぐわーー!!!」
叫びながら喉をおさえて、千鳥足、少しすると部下の体に変化がでてくる。
部下「あ…が…」
手足が徐々に黒くなり、筋肉が異常発達してくる。
Dr.K「これは…!!!」
部下「ウ゛…お…」
遂に全身が黒くなり、体が異常に変形していく。
「ア゛~…」
Dr.K「あ…な…!」
駿太郎「ま…まじですか…」
天野「きゃーー!!!」
部下の体は、身長が約10mまで大きくなっていた。
爪は伸び、角のような物が頭から2本生えている。背中は刺々のような物があり、手足もゴツゴツと岩のようだった。
その見た目はまるで、人間とドラゴンを合体させたかのような見た目で、巨大な生物の正体は阿見場が新しく開発した薬により化物となった部下の事だった。
阿見場はこの薬品で変わった姿をその見た目から‘悪魔’と呼ぶ。
「ア゛~…」
Dr.K「撃つんだ!!」
ドドドドドドドド!!
キンキンキンキン!!
Dr.Kと天野と駿太郎は銃を撃つが、全て弾かれる。
駿太郎「ならこれならどうだ!てーやー!!」
ドゴォ!!
「ア゛ー!」
駿太郎はエラーの頭でデーモンの腹を頭突きするが、少しダメージを与えるだけだった。
駿太郎「効いてない!?」
「ア゛ア゛!!!」
駿太郎「ぐわ!!!」
デーモンは落下する駿太郎を掴まえると、天野目掛けて投げる。
駿太郎「うわー!避けてくださいー!」
天野「へ~!!!」
天野は避けられず、駿太郎に激突する。
駿太郎「ぐは…」
天野「きゃ…」
「ア゛~!!!」
駿太郎と天野を踏み潰そうとした時。
Dr.K「こっちだ化物!! 槍!!!」
ズキューーン!!
デーモンのこめかみに一点集中の一撃をエラーの左腕でくらわす。
「ア゛ー!!!」
脳が痺れるように痛むデーモン。
「ア゛~…ア゛ーーー!!!」
怒ったデーモンはDr.Kと天野と駿太郎を掴むと、入ってきた扉をこじ開けて地上に向かって投げる。
Dr.K「おっ…おっ!!」
駿太郎「うわ~!」
天野「きゃ~!」
後ろから建物を壊しながらついてくるデーモン。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!
駿太郎「やばい!! 地上の建物にぶつかる!」
Dr.K「壊す!!ふん!!」
ボオォン!!!
建物が爆発したかのように壊れる。
武内「うわっ!!」
霞浦「ほべ~!!」
武内や霞浦が地震と思ったのは、デーモンにより島が揺れたためだった。
そして今になる。




