武内の機転
「死ねホーー!!!」
武内「くそ…」
目を瞑る武内。
武内は死を受け入れた。
そして後悔した。自分の甘さに。
天野の言葉を思い出す。
「気をつけてね…」
すまん…天野。リーダー。
俺、死んだわ。
だが、天は彼をまだ死なせない。
梟により首を切断されかけた時、奇跡はおきる。
ヒュン!!
「ホ?」
ベシン!!
「ホンガラベッチャー!!!」
何かが直撃して転んでしまう梟。
武内「…?」
いきなり霞浦が装備していた盾が飛んできて梟に命中したのだ。
「ホベ!! だ…誰ホ!!!?
!!!
ホ…
ホ…
ホベバ~~!!!?」
武内「へへ…」
盾を投げた人物は殺られたはずの霞浦だった。
「ホッ…ホッ…!!!な…なぜ生きてるホ!!!殺して海に沈めたはずホ!!!」
武内「やっとこさ…姿を拝めたな!以外とずんぐりむっくりなんだな…」
「ホ~!!!」
音速の梟の姿は小デブで梟のような顔立ち。
そして発達した足の筋肉。伸びた爪。
目をギョロギョロさせてる梟。
霞浦「ううう動くなななな!!!
動いたらうう、撃つぞ~!!!」
足を震わせて銃口を梟に向ける霞浦。
「ホホ…この音速の梟様を捉える事ができるなんてホ…
なぜ死んでないかわからんが…貴様から今度こそ確実に殺すホーーりゃー!!梟の斬撃!!」
梟の斬撃。
梟の伸びた爪がエラーになり、カッターの役割をする。
発達した足の筋肉をバネのように使い、さらに足もエラーとなる事で超高速移動を可能となる。
武内「避けろ!!霞浦っ!!い…痛たたた…」
霞浦「うわわわ!」
パァン!!
銃を撃つ霞浦。
ズバズバッ!!
斬りつける梟。
霞浦「あ…が…」
武内「…!」
「ホ…まさか…この音速の梟様…が…なんて狙撃ホ…」
肩を射ぬかれ、ポタポタと血を流す梟。
「でもヒョロメガネは死んだホね。」
斬られた霞浦は防弾チョッキや銃もバラバラになってしまう霞浦。
しかし。
霞浦「な…何をするんですか~」
霞浦は無傷だった。
「ホ…ホギャラレラ~!!!??
傷一つなし…だとホ…」
武内「ま…マジかよ…」
霞浦は武内に歩み寄る。
霞浦「大丈夫ですか武内さん!!わわわ!!酷い傷!!」
武内「大丈夫……おい…それより…ちと手伝え…」
霞浦「?」
武内は落ちてるM9の銃弾を拾い、薬莢から弾丸を引き抜く。
武内「俺と同じようにやれ。」
霞浦「わ…わかった。」
武内と霞浦は次々と弾丸を集める。
「ホ!!! 流石に怒ったホ!!! 二人まとめて殺してやるホ!!!」
武内「よしもういいだろう…」
弾丸を10個手に握る武内。
霞浦「何をするんですか?」
武内「いいか、お前目が良いようだからヤツが近くまで来たら俺に合図しろ。来た!!でも何でもいいから。」
霞浦「わわわ…わかった!!」
「次こそ確実に殺すホ!!!くらえ!!
梟の斬撃・改!!!」
音速で二人に迫る梟。
霞浦「今です!!」
武内「そらっ!!」
武内が投げたM9の弾丸が梟の目の前に散らばる。
「ホ…避けられ…」
武内「本当に音速で動いてるならよ…」
ブスブスブスブス!!!
梟の体中に弾丸が貫通する。
武内「わざわざ狙って撃たなくても向こうがそのスピードで当たってくれれば同じだよな!!!」
「ホんな~…」
勢いよく転ぶ梟。
その後体中から血が溢れだし、動かなくなる。
武内「あああああ!!!
やってやったぜこのやろ~!!!はぁ…はぁ…」
午前3時20分
音速の梟
撃破




