消えた霞浦
御巫「うおおおおっ!!!」
武内「やったか!?」
Dr.K「いや、こんな事で倒せる相手ではない!!」
徐々に煙が消えて阿見場の姿が見えてくる。
御巫「!」
駿太郎「そ…そんな…」
宮下「だろうな。」
阿見場「笑止!!!」
阿見場は傷一つついていなかった。
御巫「あいつ…どーやって防いだんだ…」
天野「空気の壁を作った…とか…」
音無「いや、空気ぐらいの壁だと多少なりに傷とか汚れとかあっていいと思う…汚れすらない…でも何かしら成形して守ったのは間違いないかも…」
宮下「何もしてない。」
御巫「へ?」
宮下「ヤツは何もしてない。動いてすらない。」
Dr.K「そうだな…」
霞浦「じゃじゃじゃどーやって!!」
宮下「…わからん。」
パキッ
御巫「何!?」
Dr.K「な!」
音無「…!」
パキッ
パキパキパキパキ
ピシッ!
メンバーはその光景に驚く。
御巫「た…大気が…」
駿太郎「あ…あれは…」
武内「嘘だろ…」
Dr.K「バカな!」
メンバーが見た光景。
それは…
御巫「大気に…ヒビだと!?」
阿見場の目の前で大気にヒビが入ったのだ。
阿見場「ふふふ…ふははははは!!」
あまりの光景に後ずさりするメンバー達。
御巫「な…何なんだ…いったい…」
宮下「こいつは…」
阿見場は高笑いしながら建物に入っていく。
御巫「ちっ! 逃げやがった!」
音無「進みましょう!ここにいても始まらない!」
御巫「そうだな。進もう!」
さっきまで点いていたライトが消灯する。
宮下「皆周辺に気を付けろよ。」
メンバーは恐る恐るヒビに近付く。
そして気がつく。
武内「なんじゃこりゃ。」
Dr.K「阿見場め…こんな小細工を…。」
大気のヒビはただの防弾ガラスだった。
武内「ビビらせやがって…。おらっ!!」
パリーン!!
武内は右腕エラーで防弾ガラスを割る。
御巫「よし。建物に潜入しよう。」
メンバーはそれぞれエラーになり、武器を構える。
霞浦「あうあうあうあ!」
エラーになれない霞浦は最後尾で盾を構えてオドオドしている。
御巫「音無援護頼む!」
音無「わかった!」
建物の扉の前で武器を構える二人。
御巫「321で行くぞ。
3
2
1!」
ドン!
扉を開けて部屋を懐中電灯で照らす。
部屋の中はテーブルとイスがあるだけだった。
御巫「どこいった…」
宮下「どこかに地下に通じる扉があるはずだ。」
御巫「よし。慎重に…」
カラン…
一斉にメンバーは後ろに振り向く。
そこには霞浦がもっていた盾が落ちてる。
御巫「おい…霞浦は!?」
駿太郎「さ…さっきまで後ろにいたはずです!」
天野「霞浦君!!霞浦くーん!!」
宮下「…っく!」
Dr.K「なぜ消えた!」
武内「ビビって逃げたんじゃ…」
Dr.K「こんな一瞬で逃げられるはずがない!」
周辺を見渡しても霞浦はいない。
御巫「霞浦どこいったんだよ! 霞浦ーー!!!」




