電磁加速砲
ジャスティスのトップと幹部5人、議長、そしてDr.Kによる不定期会議が行われた。
議長「これより会議を始める。 かれこれ10年以上になるな…。阿見場の犯行予告から…。 でDr.Kは進展はあるか?」
Dr.K「…いえ、これといった事は。」
幹部2「阿見場の居場所はまだ特定できんのか!?」
Dr.K「はっきりいって無理でしょう。 私の開発したβウイルスではそのエネルギーを探知できる機械はあります。 しかし、阿見場は阿見場で内容は似ても成分が違う。 私の探知できる機械にはひっかかりませんよ。」
議長「なるほどな…」
宮下「現状、Breakerになれるのは御巫さんのお子さんだけか。」
Dr.K「ええ…。彼しかいません。 宮下さん…誰がBreakerになれるかなんて、さほど重要じゃありません。 」
宮下「何?」
幹部4「ほう…」
幹部3「…」
Dr.K「重要なのは阿見場が本当のBreakerを知ってるか知ってないかだ。 ヤツは当時、エラーの状態をBreakerと言った。 本当のBreakerの存在を今知っているとしたら、
そしてBreakerになれるヤツが阿見場側にいるのなら、御巫君だけじゃダメだということだ。 最悪を想定せねばならん。」
幹部5「エラーがたくさんいてもしょうがないってわけか…」
幹部2「ならBreakerになれるヤツを増やせばいい。」
Dr.K「それが出来たら苦労せんわ。 βウイルスを注入する相手にも人権がある。 無理矢理な事はしたくない。 万が一βウイルスを注入してその力が嫌ならすぐ中和剤を注入する。 御巫君は例外だがな。」
議長「それで、何が言いたいんだね?」
ここでジャスティストップの男、轟 剛一郎 が口を開く。
轟「つまりDr.K。武器か?」
Dr.K「ええ。用意してほしい武器があります。
通常の武器と万が一のために
電磁加速砲を!!」
一同は驚きの表情を見せた。
一方、御巫側。
御巫「よいしょ。」
車を地面に置く。
殴山「ぬぅ…!」
殴山の顎に汗が流れる。
御巫「お前からこないなら俺から行くぜ ?」
殴山「お…おんどれぇ~!!!」
殴山は殴りにかかるが呆気なくかわされる。
殴山「!!! どあっ!! ぬぅあ!! ちゅりゃりゃ~!!!」
連発で殴る、蹴る。 素早い動きだが全てかわされてしまう。
殴山「ゼェ…ゼェ…」
御巫「ほらどしたー? 遅すぎて落書きが出来るぜ。」
御巫はパンチを避けながら殴山のYシャツに
ボクはゴリラです
とマジックで書いていた。
ついに殴山の中で何かがきれだす。
殴山「調子に…のるなぁ!!!!!」
全力で御巫の顔面にパンチをする。
それを御巫は小指で受け止める。
殴山「ぬぁぁぁ!!!!」
御巫「お前の負けだ。」
御巫は殴山のパンチをはらうと、殴山の腹にエラーの右腕で殴る。
パキィィ!!!!
腹に仕込んであった鉄板は木端微塵に砕け散り、背中からパンチの衝撃が貫通する。
殴山「ごばっ! …はっ…!」
そのまま膝から崩れ倒れる。
御巫は力を抜き、エラーを解除する。
御巫「がはっ! はぁ…はぁ… 疲れた…ちょっと…休憩…」
御巫もまた、その場で倒れた。




