チーム
真剣な表情になる音無。
音無「御巫君。これからどうするの?」
御巫「どうするって…。そりゃ仇はとりたいけど…」
音無「どうしたらいいかわからない感じかな?」
御巫「まぁ…。Breakerもまだ自分の意志ではなれないし…。」
音無「そんな事だろうと思って提案があるんだ。」
御巫「提案?」
音無「そう! 御巫君。チーム作らない? 強そうな人を探してさ、対阿見場チームを作るの!!」
御巫「それはすなわち真っ黒にさせる?」
音無「OKもらったらだけどね !」
御巫「あてはあるのか?」
音無「数人! 御巫君も探さない ?」
御巫「(何にもしないよりかはましか…)わかった。探してみる。」
音無「良かった! ありがとう!!決まりだね!!」
嬉しそうに弁当を食べる音無。
御巫「…前から思ってたけど、どうしてそう俺に協力的なの ? 入学してからも結構俺に話かけるし。」
音無「…恩返し…かな!」
御巫「恩返し?」
音無「そう。恩返し!」
それは音無由梨花が中学2年生の事。
音無はその日、家族旅行をしてる時、交通事故にあってしまう。
音無の両親は亡くなり、音無は足が不自由になってしまう。
1年後。聡史の薬により不自由な足は自由を取り戻した。
医師「どうかな…足は。」
音無「はい! おかげさまで歩けるようにはなりました! ありがとうございます!」
医師「それは良かった! 何もかも御巫先生のおかげだな…。」
音無「御巫先生?」
医師「そうだ。この薬をつくった偉大なる人。御巫聡史先生だ! 」
音無「へー!そうなんですか! 会ってお礼を言いたいです!」
医師「…それは無理だ。 御巫先生は現在行方不明なんだ…。何処へ行ったのか…。」
世間では御巫聡史の存在は行方不明扱いにされていた。
医師「あ、でも君と同じくらいの歳で零って名の子がいるらしいよ。」
音無「そーなんですか…。零…。」
そして別の日。
音無がリハビリセンターでリハビリを続けていると、サングラスで義足の男がセンター内をうろうろしていた。Dr.Kである。
Dr.Kは患者を選別するように観察していた。
Dr.Kは音無を見つけると音無に声をかけた。
Dr.K「君、少しいいかい?」
音無「はぁ」
この時音無はDr.Kと聡史の関係性を聞かされる。だが、阿見場と聡史の具体的な事は聞かされなかった。
音無「この足は聡史先生のおかげで歩けるようになりました。とにかく、聡史先生のためなら協力します!」
音無はその後エラーとなる。
そして第一福祉高等学校に入学。
御巫「御巫零です。よろしく。」
音無「(え!? 御巫!? 零!?まさか!)」
音無は戸惑った。御巫零が自分のクラスにいることをDr.Kに伝えるか。
分からなかった。聡史の息子といってもこの事に関与させてもいいのか。言ったら言ったで後々御巫を傷つかせないか。
悩んだ末、音無はその事をDr.Kには伝えなかった。
音無「(でも友達にはなりたいな…。結構かっこいいし…。)」
こうして音無は入学の日から積極的に話すようになる。
御巫「…なるほどな。俺の親父に恩返し。そうか…。 両親も…辛いこと言わせて申し訳ない。」
音無「大丈夫! …御巫君。仇、絶対とろうね!」
御巫「おう! その前に、この状況大丈夫か?」
音無「お?」
他の生徒が二人を見ながらニヤニヤしている。
奥から鬼の形相で猛ダッシュで走ってくる音無親衛隊。
親衛隊「みーかーなーぎー!!!!!」
御巫「やべ、逃げるわ!」
その場から御巫はすぐに消える。
音無はクスクス笑いながら弁当の蓋を閉じた。
ミニコーナー
トリプルセブンのどうでもいい日常4
ある日、炭酸がとてつもなく飲みたかった。
自販機にお金を入れ、品を眺める。
自転車に乗ったおっさんが近づいてきてるのに気がつかなかった。
おっさんが自分と自販機の間を何故か通る。
その時!!!!
ピッ
ガコン
え?え?えーー!!!
押しやがった!!
なんとおっさんが背負ってた鞄が自販機のボタンを押したのだ。
炭酸! せめてお茶とか!
飲み物を取り出すと…
いちご練乳の飲み物。
嘘だろ!!!!!
いちご練乳の飲み物の横は炭酸だった。
数ある品のなかでぇ…
練乳はねーわーー(怒)
完




