電子書籍・Web novel
昨今「電子書籍」という言葉を目に、耳にする機会が増えていると思う。それで、皆様に問いたい。
電子書籍とWeb novelの違いは、何なんだ。簡単に言うと、有料か、無料か。印税(著作料)が入るか、入らないかだと私自身は思っている。
本が売れない時代だと言われている。私自身は、毎月書店で本を買うし、電子書籍も買う。この二つの分野は似ているようで違うと思うのだ。
住み分けができるはずである。
紙の肌触りはいいし、本棚に並んでいるだけでにやにやできる。辞書も枕元に置いて、手が震えながら開いていたりする。書店は圧巻だ。図書館も好きだ。適当に本棚を散歩する事もある。斜め読みだってできる。作家から作家へ。略歴を追ってみたり、自由度が高い。使い方次第で楽しめる。
電子書籍はタブレットで読んでいる。楽。その一言に尽きる。持ち運びもそうだし、場所もとらない。読みたい時に開けるうえ、読みたい時に買える。時間がない人ほど、重宝するだろう。唯一の問題点としては、探すのが苦労だと言う事か。私自身、億劫に感じる事が多い。まあ、眠る前に探していたりすると、楽しいんだけど。
電子書籍コンテストもあるらしいが、認知度が低い。日本の出版社は、足並みを揃える気概がない。今の現状では、凄くやりたいゲームソフトがあっても、持っているゲーム機が違うから、安くない金額を払わないといけない。それを手に入れる為の値段を支払ってでも欲しいソフトがある。または、それ以上に沢山のソフト(見返り)があるのなら喜んで――少ないけどね。
何だか、ゲーム業界と出版業界が似ている状況だ。
どちらも、各社が競い合っている。各社の色が強い。
皆さんはどうだろう。
無料でいいから、読み続けて欲しいのか。有料化したいけど、できないのか。
本を読むお金は払いたくないのか。本を読む為に払いたいのか。
私自身の事を言えば、著作者を支援するサイト(コンテンツ)を作ろうと、もがいている。それには読者の支援が必要だし、著者の理解が必要だ。
どうだろう。
助成金のように、作者を支援してくれる場所がある。募金のように、好きな作者を応援してくれる場所がある。こんな電子書籍創りを私は目指している。
皆さんに問いたい。
私たちが読みたい本は、紙(既存の本)がいいのか、電子書籍がいいのか、Web novelのように無料でいいのか。
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