2話
あれから五日後、アジトの山の前に盗賊たちを縛って座らせている。
男84人、女41人である。
食事は与えず、水だけ与えている。
街からの応援の馬車20台がアジトに到着。
御者を除いて、馬車の周りには街の騎士団総勢50人程がいる。
コタローの前に騎士団長が現れ、挨拶を交わす。
先行させた三つのパーティーとは出会って、彼女たちはそのまま街まで68人を送って行ったとのこと。
その言葉に安心したコタローは、盗賊たちを男女別に分けていることを伝え、次の作業に移る。
お宝発掘は既に終わっていたので、それらを馬車に積み込む作業だ。
貴金属、お金、武器、鉱石、インゴットなど挙げたらキリがない。
ドンドン載せていく。
馬車四台に載せきった。
そして、ここで救世主。
騎士団長である。
後はやっとくからとのこと。
コタローは思ってしまった。
なら、最初から......
騎士団長に感謝を示しながら、帰りの準備をする。
と言っても、帰り方の相談を「懐刀の隠れ里」の三人とするだけ。
走って帰るか馬車で帰るか。
コタローだけなら数時間で帰れるが、三人はそうじゃない。
それでも馬車より早く帰れるだろう。
三人の意見は一致していた。
走ってサッサと帰ろうと。
......妙に興奮をしながら。
こうして、四人分の食料をコタローが持って、四人は帰宅することになった。
騎士団長に残りの食料は全部あげると言ったら、喜んでいた。
四人が街に到着したのは、馬車距離五日をじっくり?走って二日後であった。




