11話
コタローは敵の全ての攻撃を躱していた。
その場から動かず......
正確には軸足の入れ替えや、ジャンプをしたり、上半身を動かしても位置が変わらないと言うべきか。
コタローは出来るかなと思い、試した。
軸足の位置を変えず、コンパスのように軸足でない足で、地面に円を描くということを。
そして、刀に手を掛ける動作を見せて、敵の行動の単純化を図った。
結果、リーダーらしき者以外は突きを選択。
これを腰を落として回避し、「白柴丸」で居合切りの要領で敵のグレートソードを斬る。
ここで「白柴丸」を右手から離し、右手を「黒柴丸」に添え、振り返る勢いを利用し、「黒柴丸」で重なる武器を斬る。
このとき左手は既に「白柴丸」を掴み、振り下ろす。
ここに、右手に「黒柴丸」、左手に「白柴丸」のいつものスタイルが完成である。
後は二刀流?状態で、右に振り返るときは右手で斬り、左に振り返るときは左手で斬るを繰り返すこと数回。
コタローは敵の武器だけではなく、防具も斬る。
最後に「黒柴丸」を一瞬離し、懐から離れた場所で隠れている敵の吹き矢目掛けて、苦無を投げ、「黒柴丸」をキャッチする。
まだまだ全国レベルの猛者たちには及ばない(脳内)




