3話
一週間後、人は何故増えるのか?
そこに人がいるからである。
真理である。
......多分。
コタロー宅の離れの一つには、12人の居候がいる。
一体いくつ離れがあるのか。
「レッドボンド」の皆が帰って来るまで、双子は泣いていた。
これまで苦労した話をコタローが、ひたすら聞き役になって聞いていたときまで。
勿論、12人全員家に招いていた。
冒険者たちはメイド嫁たちに任せて、別室で三人、話?をしていた。
メリッサから後は任せてくれと言われ、五人と交代で別室を後にした。
リビングに行くと、冒険者たちとメイド嫁たちが談笑していた。
ヒノモト家のメイド嫁たちは実は、メイドメイドしていない。
コタローは形から入る男である。
ただそれを、彼女たちが受け入れているだけだ。
ちゃんと仕事はしている。
冒険者たちはコタローに気付くと、緊張し、顔を赤くする。
メイド嫁たちに話を聞くと、「レッドボンド」との話し合いは済んでいるとのこと。
その後、五人は双子を連れてリビングに入って来る。
狭い。
メイド嫁たちは、料理長、副料理長を手伝いに行く。
メリッサから説明があると思っていたが、口を開いたのは冒険者たちのリーダー格風の者である。
クランに入れて欲しいとのこと。
コタローが首を捻っていると、メリッサから、パーティーの集合体をクランと呼ぶとのこと。
ついでに、修行もつけて欲しいと頼み込んできた。
コタローは人見知りだが、面倒見が良い。
なので、受け入れた。
結果、12人の居候が増えた。




