1話
馬車からダークエルフの女性二人が降りてくる。
周りには冒険者と思われる者たちが10人。
たまたま家にいたコタローが対応する。
家にはメイドたち四人、料理長、副料理長がいる。
ダークエルフの女性の一人が挨拶をしてくる。
ルナ 約180センチ弱 商人風の格好 デカい 姉
ルル 約180センチ弱 色違いの商人風の格好 デカい 妹
とのこと。
双子だそうだ。
挨拶をしたのは姉のルナ。
妹のルルは会釈だけ。
挨拶を交わし、話を聞く。
王都で、米を大量(袋二個)に買ってくれた商人から、購入者の話を聞いた。
直接売りに行った方が良いと思い、集落で売りに出せる米をかき集めて来たとのこと。
コタローは内心ガッツポーズである。
これだけあれば、数ヶ月?もつと。
ここからルナとの価格交渉なのだが、予想外の行動をコタローが取る。
家に入って、巾着袋を持って戻ってくる。
そしてそれをルナに渡そうとする。
ルナは巾着袋を見て、落胆した。
ナメられていると思った。
突き返そうと、手に持ったとき固まってしまった。
正確には少しよろけてしまった。
袋が明らかに見た目より重かったからだ。
中を確認すると、金貨がギッシリ。
様子をうかがっていたルルも、袋の中身を見て固まってしまう。
そして、二人は大泣きするのだった。
コタロー、札束でもとい......金貨で殴った(比喩)のである。




