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第6章 日常のあれこれ編 プロローグ
ついに手に入れた。
そう、米である。
四年五ヶ月ぶりの米である。
誰にも邪魔はさせない。
しかし、この喜びを分かち合いたいコタローでもある。
米の量には限りがある。
それなりに大きな袋二個分。
心は熱くも、頭は冷静にである。
ポーカーフェイスを心掛ける。
油断するとニヨニヨしてしまう。
そして気付く、自分の周りには笑顔の嫁たちがいることを。
目が物語っている。
美味しいんでしょ。
皆で食べようね。
まさかねぇ......
......独禁法?案件であった。




