エピローグ
コタローに抱き着いていた三人は、現在真っ赤な顔をしながら、ギルド併設の酒場の床の雑巾掛けを無言でおこなっていた。
コタローが、三人をズルズルして、席についた後、手を放すように言ったら、三人とも床に座り込んでしまった。
テーブルをコタロー含めて、いつもの六人で囲っていた。
三人は掃除を終え、席にはつかず、立ったまま自己紹介
トラの獣人 レイラ 約180センチ超 デカい 際どい格好 後ろから抱きついてきた
キツネの獣人 アシュリー 約160センチ弱 デカい 普通?の格好 ニオイを嗅いだ後抱きついてきた
ネコの獣人 ミミ 約150センチ 普通 短パン 最初に抱きついてきた
とのこと。
コタローは事情を聞く。
これは後で聞くことになるが、三人とも元々盗賊だったらしい。
半年程前に、黒い陰が目の前を通り過ぎ、仲間の男達が吹っ飛んだ。
あまりの恐怖にその場から逃げ出し、疲れ果てた末に大声で泣いた。
気が付くと他の二人もいた。
何の気なしに話をすると、二人も同じ体験をしたということで意気投合。
三人は獣人だけあって、視力と嗅覚が優れていた。
黒い陰から黒髪、ニオイから男、そしてロープ数本という、たったこれだけの手掛かりで黒い陰を探すことに。
とトラの獣人のレイラが説明した。
三人は獣人の女、強い男に惹かれることは必然だった。




