8話
翌日、六人でギルドへ向かった。
コタロー達はエマの案内でギルド長室へ。
挨拶そこそこに本題。
少しコタローは身構えるが、何ということはない。
新人冒険者の面倒を見てくれとのこと。
人数は10人(男7、女3)。
勿論ランクはG。
何故?と思う、言ってしまうコタロー。
理由は嫁とはいえ、五人のDランク冒険者を短期間でBランクに導いたから。
そう、五人は先日Bランクに昇格している。
ちゃんとお祝いはした。
本人たちは装備が良くなったからと謙遜。
アップグレードの代金はコタローが払っている。
「レッドボンド」は今やこの街で大人気のパーティーらしく、潜在的にその師に教えを請いたいと思う者が多いらしい。
ちなみに服屋にて、模様や色の違う羽織がバク売れ中。
「レッドボンド」専用の羽織は六人以外買えない物となっている。
10人の年齢構成は10~14歳で、全員孤児院出身。
12歳で卒院となり、10歳からは外で働かなくてはならない。
コタローは断る理由が無く、五人の顔を見ると、特に反対という訳ではなさそうなので、依頼を受けることにした。
依頼料は安いが、子供たちが挫折しても失敗扱いにしないとのこと。
場所は訓練場を使用、昼食無料、期間は設けないとのこと。




