1話
どうにも、コタローがいつ帰って来るのか、五人は賭けをしていたらしい。
五人とも一ヶ月以内は余裕で、一番長く賭けていた者で一週間以内だった。
取りあえず、ちょっと遅い昼食をコタローは五人と一緒に取った。
その際、五人から条件はちゃんと守ったか聞かれる。
王都に寄ってしまったことを感づかれる。
王都冒険者ギルドで口元の布、鉢金を取ってしまったことを言ってしまう。
五人は頭を抱えた。
他の条件は守っていると主張するが、五人は胡散臭そうな目でコタローを見る。
追及は続く。
街道で、モンスターや盗賊に襲われていた女性を助けていないかと。
コタローは分からないと答える。
悲鳴が聞こえて、いろんなヤツを吹っ飛ばしたとも答える。
それを聞いた五人は、少し席を離れて話し合いをする。
しばらくして、戻って来た五人からは今回は不問とするとのこと。
コタローはその後、ダンジョンについて、いろいろ話した。
五人は何だかんだでダンジョンに入ったことはなく、興味津々。
あっという間に時間が過ぎる。
と言っても、地下一階層をダッシュで駆け抜けて、穴に飛び込み、ゴーレム?を倒しただけである。
お宝について、一緒になって聞いていた宿屋の娘に質問されるが、コタローの気持ち的に寄り道をしていないので、分からないと答える。
一応、穴の底に道が有ったことを言うと五人と一人は『えっ?』、「??」となった。




