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第5章 サプライズ編 プロローグ
頭の中は真っ白である。
コタローは三人の獣人女性に抱き着かれている。
嫁たちからの無言の圧力にさらされている。
何が悪かったのか。
そもそも悪いことをした記憶が無い。
周りの野次馬たちも、事の成り行きを固唾を飲んで見守っている(笑)
考えることを止めたコタローは、三人の獣人女性達を引きずりながらも、ギルドホールに併設された酒場の席に座る。
周りからは「おおっ。」とか、「スゲーな。」とか、いろいろ聞こえる。
気にしてはいけない。
コタロー悟りの境地である。




