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スキル『動画再生』って  作者: Shibaonekoro


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第37章 当意即妙のラッキー編 プロローグ

 ~王都・王城・中庭~


ワイワイッッッッッ


ザッザッザッザッッッ......


「なんか、凄いことになってるね......」


「ここからは、気をつけるのよ?」


「『こりじゃの』はダメよ?」


「わっ分かってるよぉ~......二人とも、心配しすg......」


『!?おいsh......はっ!??』


コツコツコツコツッ......


『ナディア殿下?あっ......』


コツコツコツコツッ......


『うん???』


コツッ


『おいしゃん、ごめんなさい。』


コソッ


「『あらぁ、可愛きゃにぇ~!お人形しゃんゔぁ~、喋りようかt......』......モガッ!?」


『!!』


ふさぎっっ


「えっへぇ~♪そうですか~?はっ!?......アンナさん、フルールさん、どうして、おいしゃんの口を??」


『あ~......』


「こういう場は、不慣れなもので......」


「今日は、殿下って呼ぶ......です。」


「あ~......」


「モッガッモッガッ......」


『はあ~~~......』


「良いわね?この場では、『ゔぁってぇんがぁ』は、気をつけなさい。」


「せめて、小声で......ね?」


「......」


「モッガッ......」


コツコツコツコツッ......


コツッ


「殿下、いくら、『おいしゃん』を......ニーナさんを見つけたからといっても、急に動かれては......」


「あっ......そっそうね......」


「ぷはっ......もうっ!......はっ!?んん......『今からぁ、おいしゃんたちゔぁ~、料理しゅりゅけんにぇ~。』......』


コソッ


「もうですか!?」


「......」


『......』


『『よぉ~、分かりゃんゔぁってぇん、副団長さんゔぁ~がぁ~、スープさんゔぁ~、飲み過ぎたってことにぇ~?』......』


「......違います......」


「......」


『???』


「......あの方は......あの人は、自分が、事前に申告もしてないスープを、配膳係のメイドから奪い取り、飲み、吐き出して、『不味い』と......『薄すぎる』と......」


「......」


『......』


「そして、周りにいた者たちに、見世物のように、『不味いから飲んでみろ』と煽り......っ......」


『『み~んなぁ~、美味しそうにぃ~、しとぅりゅゔぁってぇん......』......』


「......」


『......』


「あの人......あのバカは、ただただ、香辛料が沢山使われた料理のようなものを食べて、他を見下したいだけなのです。」


「......」


『......』


『『濃い味付けゔぁ~、好きなだけかもしりぇんゔぁい?』......』


「それは......」


「『おいsh......』......ニーナさん......よろしいですか?」


『......』


『『うん?アリっちゃん、どうじょ~......』......』


「......」


「うぇっへぇ~♪はっ!?......んん......」


『ブッッ』


『『どったん?』......』


「......」


「いっいえ......んん......そのぅ......副団長様は、一応、騎士なので、行軍なんかで、干し肉などを食べたりするのですが......」


『???』


「......」


「食べて、不味い、味が濃すぎるなどと言っているようで......」


『えっ!???』


「......」


「持参した胡椒や塩をたっぷりかけて、食べているそうです......」


『はい???』


「......」


「そのような方が、濃い味付けを好むと思われますか?」


『......』


「......」


「ガーネット公爵家の方々は......公爵、副団長、魔法第二師団長......あと、皆様と敵対する原因となった三男は......」


『???』


「......」


「ふぅ~......」


ズイッ


『うん???』


「......」


『四人とも、よく分からない、何かを食べ終えた後に、水をとんでもない程、飲んでます。』


コソッ


『ブッッッ』


「......」


『お菓子にも、塩や胡椒をかけるんですよ?』


『ブッッッ』


「......」


『これが、自分に相応しいなんて言って......』


『ブッッッ』


「......」


......


「『おいしゃん』、お待たせ~。」


「『来たにぇ~、魔法師団長ちゃん。』......」


「それで、何かあるの?」


「『子供さんゔぁ~、多いけん、『じょ~ずに焼けタンタン♪』やりゅゔぁい。』......」


「おお~!じゃあ、クッヘン?」


「『そ~ゔぁい。バームクーヘンで、時間稼ぎにゃがりゃ~、横でぇ~、おいしゃんがぁ~、サンドイッチとコンソメスープの準備しゅりゅけんにぇ。』......」


「そう......つまり、私は、クッヘンの火を用意すれば良いのね?」


「『それだけじゃにゃいゔぁい。』......」


「うん?......まあ、火を出すくらいなら、簡単だから、任せて。」


「『あんたにはぁ~、レッドドラゴンをブラックドラゴンにしてもりゃうゔぁい。』......」


「へ?......」




 ............


「どうなるかって、思ったけど......」


「なんとかなりそうだな......」


『じょ~ずに焼け!』


パチパチッッッッッ


『じょ~ずに焼け!』


パチパチッッッッッ


「そういや、あの人、ニーナに弟子入りするらしいな?姫さんと一緒に......」


「てか、馴染むのはえ~な......」


『じょ~ずに焼け!』


パチパチッッッッッ


「だな......あとは、先生がどうすっかだけど......」


「まあ、あの人のことだから、なんだかんだで、面倒見そうだな......」


『じょ~ずに焼け!』


パチパチッッッッッ


「さすがに、姫さんは、『じょ~ずに焼けタンタン♪』は、この場では、やんねえんだな......」


「すっげえ~、やりたそうにしてるな......」


『じょ~ずに焼け!』


パチパチッッッッッ


「てか、ニーナ、はえ~な......あれ、なんだ?聞こえた??」


「なんちゃら、ドラゴンって言ってたな......野菜だし、グリーンドラゴンか?」


『じょ~ずに焼け!』


パチパチッッッッッ


「あ~......そう見えてきた......」


「姐さんたちは............確かに......手が回りそうにねえな......クレープとバームクーヘン、一人ずつじゃあ......」


『じょ~ずに焼け!』


パチパチッッッッッ


「あっちは、ジェフとルトがいるから、誰も近づけねえだろ......」


「問題は、この騒ぎを起こした、阿呆なんだけど......どこ行った?」


『じょ~ずに焼け!』


パチパチッッッッッ


「スープに、皆が殺到してから......隅に......あれ?」


「あいつが、一番メンドくせえんだけど......」


「二人とも、声がデカいっすよ。」


「あんちゃん、どったん?」


「これでも、護衛の最中なんだけど?」


「はあ~~~......だったら、もうちょい、声を......お嬢ちゃんたちが来て、なんとかなってきたから、代わろうかと思ってね。」


『いやぁ~......』


「俺たち、騎士じゃねえし......」


「あくまで、ニーナの護衛だから......予定より早いけど......全然疲れてないし......」


「まあまあ、魔法師団総団長もいることだし、そうそう、変なことは起こんないっすよ。」


『じょ~ずにy......』


『うるさいっ!』


『うん???』




 『ッッッッッ』


「ッ......ふっ副団長......様......申し訳ありません......」


「バカにしておるのかっ!」


『......』


イラッッッッッ


「これほど不味いスープに、群がるなぞっ!ここは、王城だぞっ!!」


『......』


イラッッッッッ


『......よし、次は、お肉......』


「それにっ!おいっ!!お前っ!!!」


『ッッッッッ......えっ?????......!!!!!』


『レッドドラゴンにして......』


「おおおおお前ぇぇぇえええーーーっ!聞いておるのかっ!?」


『うん?......あっ......んん......『にゃんにぇ~?』......』


『ッッ』


『ッッ』


『ッッッッッ』


「お前かっ!これほど不味いスープを出している料理人とはっ!!」


『うん?......あっ......あぁ~......あんたにぇ~!副団長しゃんってぇ~!!』


『ブッッッッッ』


「なっなっなっ!?」


『あんたぁ~、胡椒と塩が好きらしいにぇ~、待っとぅきぃ~、あんたぁ~、専用のぉ~、サンドイッチさんゔぁ~、ありゅけん!』


『ブッッッッッ』


スタスタスタスタッ......


スタッ


「ぉぉぉおおおお前ぇぇぇえええーーーっ!私が誰だか分かっておるのかぁぁぁあああーーーっ!!」


「知らんゔぁい。」


『ブッッッッッ』


「なっ!?......だっだっだっだっだったらっ!教えてやr......」


「興味にゃいゔぁい。」


『ブッッッッッ』


「なっ!?」


「あんたぁ~、お腹空いとぅるっちゃろぉ~?これ食べときぃ~。」


スッ


パラパラパラパラパラパラパラパラパラパラパラッ......


『ブッッッッッ』


「ぉ前ぇぇぇ~......」


「こんくりゃいにぇ~?こりぇでぇもぉ~、じゅ~~~ぶん、かりゃいゔぁい??」


『ブッッッッッ』


「ッ」


『ロンド!......騒がしいですよ?』


「はあ?......チッ......」


「うん?」


『......』


コツコツコツコツッ......


コツッ


「このような場で、何事ですか?」


「......はあ~~~......母上は、黙っていてください。この無礼な料理人w......」


「おねーちゃん、あんたぁ~、お母さんやったとぅにぇ~!?」


『ブッッッッッ』


「ふふっ......ええ......」


「なっ!?」


「おいしゃん、ビックリしすぎぃてぇ~、目ん玉ぁ~、こげぇ~んにゃっとぅ~ゔぁい!」


『ブッッッッッ』


「あら?よく分からないわ。『ぐらしゃん』だったかしら??それを外して、見せてくれる???」


「ッ」


「あんたぁ~、おっそろしぃ~、ことゔぁ~、ゆ~ちゃにぇ~!おいしゃんのぉ~、目ん玉ぁ~、外せってぇ~?かーーーっ!!そりゃあきゃらすゔぁい!!!」


『ブッッッッッ』


「ふふっ......ごめんなさいねえ~......こn......」


「ッ」


パンッ


「なっ!?」


『ッッッッッ』


「ッ......」


「立場を弁えていただきたい。たかだか、公爵夫人が、ガーネット王国騎士団、副団長である私に対して......いくら母上であっても、無r......」


「あんたっ!にゃんゔぁしょっとぅにぇーっ!!」


『!??』


『!??』


『ッッッッッ』


「はっ!?ぃぃぃ良いのよ?『おいしゃん』は、気にしなくt......」


「チッ......うるさいっ!」


「良くないっ!にゃんでぇっ!!お友達ゔぁーっ!!!叩かれたんにぃーっ!!!!怒っちゃいかんとぅにぇーっ!!!!!あんt......」


パーーーンッ


『ッッッッッ』


パリンッッ


ドサッッッ


チャッッッッ


「!?..................ぃだぃ......」






ブ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~チンッッッッッッ






ブワッッッッッッ


パリンッッッッッ


『ちょっ!アンナ!!フルール!!!くっ!!!!『プロテクション』!!!!!総員!!!!!!止めろ!!!!!!!』


『はっ!?????...!!!!!』


フワnッッッッッ


ギュンッッッッッッ


パリンッッッッッ


『続けなさい!そっちの二人も止めろ!!!』


『スタン!リード!!待つっす!!!』


『うらぁぁぁあああーーーっ!放しやがれクソ騎士どもぉぉぉおおおーーーっ!!』


『おいおい、ジェフよ、こういうときは、話し合いなんてねえだろ。俺の槍で、ぶん殴るっ!』


『やめろルトーーーっ!』


『誰かカールを呼んできて!』


フワnッッッッッ


ギュンッッッッッッ


パリンッッッッッ


『くっ!魔力全部込めなさいっ!!『ハイプロテクション』!!!』


ギンッ


『ふふっ (コンロの要領ね)......』


ギュンッッ


パリンッ


『なっ!?????』


『ッッ』


フッッ


「ふんっ。そのような顔だったか......うん?お前、悪くない。喜べ。私のk......」


「ロンドっ!それ以上は言わないd......」


『ッッ』


フッッ


ガシッッ


『汚物が (投げ殺す)......』


ギュッッッッッッッッッッンッッ


「母上は黙っていてもらぁぁぁぁぁああああああああああーーーーーーーーーーっ!?」


「へっ?」


ビーーーーーーーーーーーンッッ


『娘の記憶から消えなさい (気安く娘に触るな)!!』


ーーーーーーーーーーッッ


ゴキッッ


「ああああああああああーーーーーーーーーーっ!ッ!?ッーーーーーーーーーー」


「ッ」


『!?????』


『うん??ちょっと!!反対に投げようとしないで!!えっ??じゃあ適当で!!』


ヒュンッ


ズンッ


「かはっ!?」


ヒュンッヒュンッ


ズンッズンッ


「ッーーーーー」


ヒュンッ


ズンッ


かわりっ


「ーーーーー」


ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンッ


ズンズンズンズンズンッ


かわりっ




 ..................


ガチャガチャガチャガチャッ......


「はあ~、はあ~......うん?どういうことだ??」


「......はあ~~~......やっと来たわね......」


『ーーーーー!』


パチパチッッッッッ


「どうなったのだ?六人を止めていると聞いたが......」


「止めてたんだけど......無理だったわ......」


『ーーーーー!』


パチパチッッッッッ


「そうは言うが......なんだ?......違和感が......」


「あぁ~......『ヒノモト流』、凄いわね......」


『ーーーーー!』


パチパチッッッッッ


「うん?」


「いろいろ、穴が空いてたんだけど......それらを全部修復してね......早さが、尋常じゃなかったわ......」


『ーーーーー!』


パチパチッッッッッ


「......ジェフたちが?」


「そうよ......はあ~~~......なんとか、夫人が、収めてくれたけど......」


『ーーーーー!』


パチパチッッッッッ


「そうだ......バk......副団長は、どうした?......うん??......ジェフ......ルト......スタンはいるな......リードは???」


「あぁ~......『交代でボコす。』って......どういうこと?......ちょっと怖くて、意味が聞けなかったんだけど......」


『ーーーーー!』


パチパチッッッッッ


「あ~............あいつらの師の言葉......か?......そういうことなんだろう......」


「そう......あそこの物陰に、いるわ。夫人と側近が同行してる。」


『ーーーーー!』


パチパチッッッッッ


「そうか......ニーナは?......いるな......何をしているんだ??」


「ドラゴンを作ってるそうよ。ほらっ、あっち、野菜だけで......グリーンドラゴンだそうよ。」


『ーーーーー!』


パチパチッッッッッ


「?......おぉ......」


「あれを肉で作って、私が......は、まだ言わない方が良いわね......」


『ーーーーー!』


パチパチッッッッッ


「ナディア殿下は......何故?」


「『おいしゃん』が頑張ってるのに、黙ってることは、出来ないそうよ......『おいしゃん』、痣があるのに、『続ける』って......」


『ーーーーー!』


パチパチッッッッッ


「何?............!?......」


「貴方のその顔を見る限り......ただの平民に手を出した......では、済まないようね......」


『ーーーーー!』


パチパチッッッッッ


「あっ......ああ......はあ~~~............怒る......怒るな............王都が滅ぶか?」


「えぇっ!?......えぇ~~~......」


『じょ~ずに焼けたった~!』


『おお~!!!!!』


パチパチパチパチッッッッッ......


「痣は、ポーションで治せても......アンナとフルールも見てたのだろう?」


「えっええ......あの二人が、真っ先に動いたんだけど......」


『ーーーーー!!!!!』


ドゴンッ

お読みいただきありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。

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