5話
王城の練兵場にて、取りあえず100人全員の実力を測るため、一対一を100回やることに。
結果、死屍累々。
コタローを除いて100人が、練兵場の地面と仲良しこよし。
王都軍精鋭(笑)だった。
弱くね?
とは誰の心の......
実力的には「柴桜」でいうと、「春風」より少し上くらいの者もいたが、数が少ない。
ちなみに、「柴桜」の実力の序列は「レッドボンド」Bランク、「懐刀の隠れ里」Eランク、「春風」Eランク、「ヴァルキリーウイング」Cランク、「マジックスコール」Dランクの順である。
どうでも良いことだが、この100人、ついでに師団長四人の鎧はボコボコである。
コタローが鎧だから大丈夫だろうと、「柴八」で叩きまっくた。
「柴八」は無事である。
午後からは訓練である。
五つのグループに分かれて指導する。
嫁たちが。
コタローとしては訓練のしようがなかった。
何故か?
それはたった数時間しかないのに、精鋭(笑)を鍛え上げる裏技なぞコタローは知らないから。
精鋭(笑)なのだからプライドも高い。
旅の道中のように、教えを請いに来る者を相手にするならまだ良いが。
ということで、コタローに教えを請いに来た騎士団長と師団長四人を相手に時間を潰す。
訓練が終わり、宿に帰る時間になる。
夕方、練兵場に立っているのはコタローたち夫婦?のみ。
105人は会話がダメそうなので、一声かけて歩いて宿に帰ることに。
途中、食堂に寄り夕食を済ませる。
味に関しては、もう何も......
最高級宿(笑)にて、家族会議。
全員一致で、二日後の会わせたい相手とやらに会ったら、走って帰ろうとなった。
「柴提燈」もそうだが、子供たちに会いたいと。
子供たちについては心配していない。
「懐刀の隠れ里」に「揺り籠の守り人」もいる。
もちろん、副料理長のリズも。
乳母も短期間だが雇っている。
当初の計画には、ダンジョンに寄ってみようとあったが、もう限界であった。
ただ、一つ問題があった。
......お土産である。
家族や「柴桜城」の面々、ボブ爺、服屋店主、宿屋親子、ギルドのエマにお土産の約束をしていたのだ。
六人で話し合う。
......王都大したことないの結論へ。
結果、翌日、翌々日の王宮はコタローとメリッサで行き、残り四人でお土産探しをすることとなった。
現在、コタローたちの予算は巾着袋四つ。
一つは最高級宿(笑)にあげたので、四つである。
中身は金貨でギッシリ。
四人には一人一つの巾着袋を渡す。
コタローは好きに使って良いよと伝える。
荷物も風魔法を使えば楽勝であることも。




