4話
目立つ騎士、及び個性豊かな騎士四人と簡単な挨拶をし、自己紹介。
コタローはヘロヘロで、あまり頭に入ってこなかったが、目立つ騎士がこの国の騎士団長で、残りの四人が師団長?らしい。
......どうでも良いが、この四人。
上司を使いっぱしりみたいにして大丈夫かと思ったコタローだった。
コタローたちを迎えに来たのが騎士団長とはこれいかに。
風通しが良いのだろう......きっと。
あれこれ考えている間に、師団長四人と試合をすることになった。
一対四の試合だ。
四人の武器は、ロングソード、ショートソード二刀流、槍、斧だ。
盾持ちは斧使いだけ。
そんな訳で試合開始。
コタローがどうするかなあと考えていると、斧使いが目の前に出て、盾を構える。
そして、左右にロングソード使いとショートソード使いが動き、コタローに対して二方向から剣を振ってくる。
それを躱しまくるコタロー。
コタローは「柴八」を持ち、相手全員に見えるようにしゃがみ込み、左右にいる二人にこれまた見えるように足払いを行う。
すると左右の二人はジャンプをして、足払いを避ける。
これを好機と捉えた盾持ちの後ろにいた槍使いが、盾持ちを飛び越えてコタローに槍を叩き込む。
それをコタローは「柴八」で受け流し、目の前に来た槍使いに対して、鉄山コウ?を当て、槍使いとその後ろにいた盾持ちを一緒に吹っ飛ばす。
「柴八」を逆手に持ち替えつつ、90度回転し、右手にいたショートソード使いの着地と同時に、猛虎硬爬山?を放ち、踏み込んだ足の反動を利用して、反対側にいるロングソード使いに発勁?を放つ。
四人は三方向に吹っ飛び気を失った。
これらの動きを何とか見ることが出来たのは嫁五人。
技は見えなかったが、三方向に何かやったように見えたのは騎士団長。
残りの100人程の騎士たちは、まったく見えていなかった。
気付いたときには四人の師団長が吹っ飛んだ後だった。
コタローは「柴八」を帯に差し込む。
「柴八」の存在感......
岡っ引スタイルとは......
唖然とする騎士たちをよそに、コタローは騎士団長に要求する。
メシを食わせろと。
結局すぐにコタローたちは下っ端騎士により食堂へ案内される。
だが、ここでも六人は思ってしまった。
シェフを呼べ!!!!!!
ウチの!!!!!!
と。
遅めの朝食をとり終えたのを見計らってか、騎士団長が現れる。
曰く、今回いた100人程の騎士たちは、王国軍の中でも精鋭であると。
これから稽古を付けてほしいと。
空腹から解放されたコタローは、本日はやることが決まっていないので引き受ける。
さらに騎士団長から要求。
稽古のレベルを先程の試合より落としてくれとのこと。
大丈夫か?この国......
とは誰の胸中か。




