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第10章 耐え難い......編 プロローグ
コタローたちは走った。
家族たちが待つ我が家へ。
真っ暗な中、風のように......
コタローたちは走った。
この二週間程の苦しみを思い出しながら......
コタローたちは走った。
手には家族や友人、知人に渡す予定のお土産が繋がっているロープがある。
彼らの目には、街の明かりが見えている。
風のように、街の門を通り過ぎる。
そして走る速度を更に上げる。
あと少しで我が家である。
......ドンドンドン!!!
コタローは激しく「柴桜城」の門を叩く。
ドンドンドン!!!......返事がない、ただの門のようだ。
ドンドンドン!!!......メイド長のアンナの声がする。
コタローは精一杯の声で、帰ってきたことを伝える。
門が開きアンナが顔を出す......鬼の形相である。
そんなことよりシェッ......
コタローたち六人は、その場で正座をさせられた(笑)
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