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第2章 他人がスキルを......編 プロローグ
ギルドホールにて、コタローの目の前にはスキンヘッドの大男と無精ひげの大男がディープな接吻をしながら気絶をしている。
ある部分が膨らんでいる。
それを見るような形で尻もちをついている太った大男。
膨らんでいる。
何がとは言わない。
ついでに、その太った大男が座っている床は濡れている。
何故とは言わない。
不思議である。
コタローは正気を取り戻し、直ちに退散した。
自分の行いに対して恥ずかしさを感じながら。
人は怒ると何をするか分からないという教訓だと思うことにした。
この男、気持ちの切り替えが早いことを自分の長所の一つとしてしている。
......面倒くさがりとも言う。




