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孤独な超能力者の自分の中での宣言

作者: 石川 瑠佳

 超能力があるのに、隠している!それって、超能力がある意味あるのかな?なくて、良かったんじゃない、結局。


 私には、念力の力がある。どのぐらいの重さなら、持ち上がる?恐らく、乗り物なら、何だって持ち上がる程に強い。


 しかし、それが何になるというのだろう。バレたら困る。知られたら、弱る。コソコソコソコソ。まるで、盗人のようだ。


 もし、自分に超能力があると発表すれば、普通の生活はおくれなくなる。それに、妬んだり、極端に怖がられたりされてしまうかもしれないのだ。だったら、何もしなくて、いい。


 だけど、せっかくある力だ。使わないと、そのまま枯れてしまうかもしれない。そんなの、耐えられるだろうか?能力があるのに、世間が難しいために、全部無駄なものとして、捉えて終わらす!これが、自分の存在価値に繋がるかもしれないというのに。ないものとして終わりにする。それは、自分自身の自信も抜かれることにならないか?

 自分を好きでいられるのか?ちょっとしたこときっかけに、世間への怒りを大爆発させないのか?そんな状態の、人間でいるのは嫌だ。


 考えに、考えて、何かいい方法が浮かぶまで、コッソリ使うしかない。それが、一番、自分を愛する方法だからだ!



            終

今の時代でこの超能力者の心理表現は、もはやありきたりの域なんだろうけど。それは、実は当たり前じゃない。この、世間の構造を変えることが、私たちが未来を生きやすくするのに重要な考え方ではないだろうかと、作者は思う。この感覚的なかせを、そろそろ外す方向に向かってみては、どうだろうか?

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