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タケくんはぞうさんが大すき
タケくんは、まだ４さいになったばかりの男の子です。
いえの中でのあそびあいては、かわいいぞうさんのぬいぐるみです。
どうぶつが出てくるえほんを見ていると、大きなぞうさんのすがたがタケくんの目に入ってきました。
「ぼくも、ほんもののぞうさんになりたいなあ」
そんなタケくんに、パパがこえをかけてきました。
「ぞうさんになるためには、なんでもたべてつよくならないといけないぞ」
「いつものこさずにたべたら、ぞうさんになれるの？」
「ほんとうさ。タケくんはぞうさんが大すきだものね」
タケくんは、『パオーン』となきごえを出しながら、大すきなぞうさんのまねっこをいつもパパとママの前でおこないます。
