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第0話 僕の可愛い婚約者


はい、三部作構成のラストです‼︎


ちょっと早いですが、この作品が終わったら『悪役令嬢、五度目の人生を邪竜と生きる。−破滅の邪竜は花嫁を甘やかしたい−』の邪竜の子孫と幻竜マキナの続編(?)を書きたいと思います‼︎


今後も頑張りますので、よろしくどうぞ‼︎







どうも皆様、こんにちは。




僕の名前は、ルーク・エクリュ。

《ドラゴンスレイヤー》を父に持ち、《神妃》(本人は不服らしい)を母に持つ侯爵家子息(五歳)です。

ちょっと五歳児らしくないと思われる方もいらっしゃると思いますが、仕方ありません。

よく分かりませんが、僕の精神は無駄に早熟しやすいらしく。

まだ産まれて間もないというのに、なんとなく周りのことが分かるようになりました。

きっと、普通じゃない両親の所為ではないかと思います。

父と母は、幼い頃からそれはまぁ凄まじい武勇伝を残してくれているらしいのですが……精神が早熟している以外、僕は至って普通です。



あぁ……でも。

自分で言うのもなんですが、僕は多分かなり綺麗な顔をしてます。

サラサラとした黒髪と赤……というよりは葡萄酒色ワインレッドの瞳。

子供ゆえにまだ顔立ちは幼いですが、両親は凄まじい美形ですからね。

多分、将来の期待大です。






と、ここまでで前置きは置いといて……僕は今日、一つ歳下の可愛い幼馴染に会いにきました。

隣の大陸のマグノール帝国にある、レティアント公爵家の令嬢です。

なんで大陸跨いだ国の公爵家と知り合いなんだと思ったら、ここでも両親の武勇伝(?)が関係しますがまぁ後でにしましょう。


そんなことよりも、彼女の方が大事なんだから。











両親達を応接室に置き去りにして、豪奢な屋敷を我が物顔で歩いていく。

辿り着いた茶色の扉の前で、一度深呼吸した僕はゆっくりと扉をノックしました。


「ミーシェ、会いにきましたよ」

『‼︎ルーにぃ様‼︎』


扉の向こうから可愛らしい声が聞こえて、勢いよく扉が開く。

月のような綺麗なプラチナブロンドの髪に、宝石みたいな琥珀色の瞳。

薄桃色のワンピースがひらりと揺れて、彼女の愛らしさを引き立たせている。



可愛らしい僕の……。



「会いたかった‼︎」

「僕もですよ、ミーシェ」


胸に飛び込んでくる彼女の柔らかさを堪能して、微笑む。



彼女の名前はミシェリア・レティアント公爵令嬢。





とても大切な、僕のお姫様です。






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