迷走記

　祖父を亡くし、天涯孤独の身である鳳龍臥（おおとり　りゅうが）は雨の日に墓参りに訪れた際、異次元道化師と名乗る謎の存在により見知らぬ世界へと送り込まれる。
　混乱する中、最初に目についたのは自殺した仲の良かった女性と瓜二つな風峰響（かざみね　ひびき）と出会う。異次元道化師は彼女の頼みにより龍臥を呼び出したのだと言う。
　そして彼女の住む鉄華領の隣国、テラサイトの甲冑騎士たちに狙われこれを撃退する。
　その後龍臥は響とともに鉄華領の領主の元に行き、戦のための助っ人として力を貸すことを決める。
　この物語は、龍臥が悩み、傷つき、葛藤し……そして明日へと歩むための物語である。

　＿＿この物語は、彼が苦悩し、迷いながら進み、救われるための話である。（ノベルアッププラス にも連載中です。