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第0話 「旅立ちの朝」

俺の名前はタークごく普通の中学生!!普通に生活し、普通に学校に通っていた。

それが当たり前に過ぎ、このまま俺の人生は普通に過ぎていく...はずだったんだが、あの転校生が来てからは...いろいろとおかしな出来事に巻き込まれる日々へと俺の日常は変わっていった...。

まさか、その転校生が異世界の住人で、俺を巻き込みそんな異世界へ連れて行かれるなんて...あのときまでの俺は思いもしなかった...



 ―12月8日―

 ピピピ ピピピ ♪♪ (目覚ましの音)


 ???「タークぅ!! タークぅ!! 起きろターク!! 」朝からタークを起こそうとこの人物は目覚ましがなってから10分間ずっと起こし続けたいた・・・。


 ドスッ!バシッ!バコッ!


 ターク「ん~...ん?なぁんだよぉショー兄ちゃん・・・。」 タークは眠たそうな顔でよだれを垂らしながら間抜けな返事をする...。


 ドスッ!バシッ!バコッ!


 兄・ショー「何だじゃねぇよ!!お前今日は学校だろう!!さっさと起きて用意しろ!!」兄・ショーは少しキレ気味に弟のタークを蹴りながら起こしていた。 もちろん怪我しないように手加減はしてあるし、急所は外してある。


 ドスッ!バシッ!バコッ!


 ターク「あ!、ああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! そうじゃん!!今日は月曜で学校じゃん!!!」タークは焦りながら起き上った


 ドスッ!バシッ!バコっ!


 ターク「って...兄ちゃん。」…とタークが蹴られていたことに気づきショーの方を振り向きながらショーに話しかける

 

 ドスッ!バシッ!バコッ 


 ショー「ん?なんだ?」当然ショーはとぼけながら返事を返す。慣れたもので、返事を返しながらも蹴り続ける。

 

 ドスッ!バシッ!グサッ!…


 ショー「あ......。」ショーは最後の音がおかしかったので蹴った位置にそっと、視線をおくった...。


 ターク「いっっっっっっったあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」なんとショーの足のつま先部分が見事に、タークのお尻の〇...いわゆる、排便するところア〇ルにショーのつま先がカンチョウの要領でジャストミートしたのだ...。

 これには、さすがのショーもマズイ!と思ったらしく...


 ショー「あ~~...その~、なんだ、まあそうゆうときもあるよな...うん。 ...って、ん?...ターク?大丈夫か?...。」タークが何も言ってこないことにおかしいと思いタークに確認をとった。


 ターク「...............。」返事がない...ただのしかばねのようだ。


 ショー「ターク!?タあああぁぁぁぁぁぁぁクうううぅぅぅ!!!!」ショーは必死で起こした。笑いをこらえながらw。

タークは体をぴくぴくと痙攣させながら泡を吹いていた。...ようにみえた。

もちろんわざとしているのだ。


 ショー「フッまたつまらぬ物をついてしまった...。」と、ショーが決め顔でセリフを言っていると、


 ターク「だーれがつまらんもんやねん!!」ビシっと突っ込みが飛んできた。


 しかし、タークは昔から突っ込みの才能がなかったので、タークの突っ込みで今までの空気が思い切りひえたのだった...。 

 タークの突っ込みの才能のおかげ...?なのかわからないが、ショーはタークを学校に行かせないといけないことを思い出したので、急いで切り上げタークを学校に行かせようと話を変えた。


  ショー「はい!、茶番はここまで!速く用意して学校行って来い!」ショーは満面の笑みでそう言った


 ターク「はーい、いまからいきますよ~だ」と、タークも笑顔で答え用意し、終わらせ玄関に行く


 ショー「いってらっしゃい!」ショーはそう言って見送る


 ターク「いってきま~す、帰ってきたらゲームしようね!」と、いつものやりとりをかわす


 ショー「あぁ!かえってきたらな   [そう...またこの家に帰ってこれたら...。]」

ショーはタークにはきこえない声でそう言った。


 ターク「え?なにかいった?」タークはショーにききなおす


 ショー「別になにもねーよ!まっ、元気に学校にいってこい!」ショーは何もなかったように満面の笑みで言う


 ターク「うん!いってきま~す!!」タークは元気に返事をして学校に行った


 ショー「さて、俺もいくか・・・。」ヴィィィィン...ショーの背後...正確には、真後ろにまがまがしい色の穴が開いた


 ショー「ターク...また、会おう...」そう言ったときにショーの服装は変わり穴の中へと、ショーは姿を消した...穴も一緒に...


 


 

 

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