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森の中を歩いてみた

少し短いです、すいません

 どうも皆さん早速ですが俺の自己紹介をするぞ、俺の名前は観音かんの たき通称滝だ、身長165cmの所々髪が跳ねている黒髪癖っ毛でありとあらゆる能力が平均だと思われる極普通の高校生だ。

 だが普通の高校生はいきなり森の中に飛ばされたりはしないと思いたいです、因みにやっぱりここは異世界らしい、さっき飛竜っぽいのが飛んでたから間違いない。少なくとも地球上にあんな生物はいない・・・・たぶん。

「しかしどんなに歩いても街はおろか人にすら会わないな」

 行けども行けども目にはいるのは草木ばかり生き物もさっきの飛竜しか見ていない、耳をすますと風で葉の擦れる音と水の流れる音が聞こえてくる、どうやら近くに河があるみたいだ。

「喉も渇いたしちょっと行ってみるか」



 音のする方向にしばらく歩いていると水が豪快に落ちる音も聞こえてきた。

「なんだろう、滝でもあるのか?」

 そう呟きながら更に歩いていると音はしだいに大きくなりやがてその全望が見えてきた。そこには大きな滝とそこから流れる河があった、河はあまり大きくはないが向こう岸までわりとあるので自分じゃ渡れない、滝は随分と大きく10m位の高さで幅が5m位はあると思う、滝の周りは岩場になっていて滝の上まで登れそうだ。

「でかい滝だな〜、滝の音も大きいな、そう言えば滝をこんな近くで見るのは初めてだな」

 なの三段活用はこんなんだったか・・・違うか。

 そんなしょうもない事考えてないで水を飲もう、そう思い河を覗いてみた。水は透き通っていて綺麗に見える(飲んでもお腹を壊さないかはしらないけど)、魚も泳いでいるが見たこと無い魚ばっかりだった。

「食えるのか、この魚」

知らない世界の見知らぬ魚だ、触らぬ神に祟りなし得たいの知れない物には触らない方が良い、下手に刺激を与えてとんでもない事になるかもしれないからな、中には爆発する魚もいたりして・・・。




「さて、これからどうしようか」

 魚を警戒しながら水を飲み終え、これからの方針について考えてみた。

「先ずは食糧を確保しよう、その後に人がいそうな場所の散策だ」


 順番がおかしいかな・・・まぁ良いや、俺はこれで良いんだ俺はこれで・・・。

 食糧の調達となると今目の前にいる魚を捕るのが手っ取り早いかも知れないな、だがさすがに素手で捕るのは困難なので後回しにしよう。

 素手で捕れる物にしよう、だが素手で捕れる物と言うと木の実位しか思いつかない、こんな所に野菜は無いからな、だがここに来るまで木の実らしい物は一つも見ていない、てかこの世界に来て初めて見た食べることが出来そうなものはこの今目の前で悠々と泳いでいる魚だけだ。

「これは困ったぞ・・・、仮に魚が獲れたとしても火が起こせないから調理が出来ないし刃物も無いから解体も出来ない、あれ?、これ詰んでないか?」

 考えてみたら自衛手段を持たずに森の中にいるのってかなり危険なんじゃないか?、更にここは異世界だから何が起こるか解らない。

「まずい非常〜にまずいぞ今の状況、ここにあの飛竜が来たらもう終わりなんじゃないのか」

 等とウンウン唸っていると、ふと自分の周りが大きな影に入り込んだ様に暗くなった。

「んっ?どうしたんだ一体、いきなり暗くなったぞ」

 不思議に思い真上を仰いで見ると・・・・・・・・・・・・・・・そこには巨大な鉤爪の付いた巨大な脚が目の前まで迫って来ていた。

「・・・・・・・・・・・・え?」

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