089:ウインターローズ
========
名前:レオ
レベル:24
HP:300 (+10)
MP:220 (+10)
攻撃力:182+20 (+5)
防御力:140+30 (+5)
素早さ:145 (+5)
魔力:185 (+5)
運:119 (+5)
武器:鋼のショートソード(攻撃力+20)
防具:レザーシリーズ(各防御力+5、シリーズボーナス+5 合計+30)
汎用スキル:採集レベル2、建築レベル2、加工レベル3(木こり、石切、調理、鍛冶)、テイムレベル3、火魔法レベル2、水魔法レベル2、氷魔法レベル1、風魔法レベル2、毒魔法レベル1、錬金術レベル3、裁縫レベル2、剣レベル1、弓レベル1
ユニークスキル:AI、鑑定、異界召喚
========
レベルは24になった。外の世界に出ているのはナナたちだったりするので、実力を発揮する場は今のところないが、しっかりとレベルは上げておきたい。
もうすっかり冬となり、野花や山菜などはすべて雪に変わってしまった。
そんな中でも花は楽しみたいと思うのは贅沢なのだろうか。
実は冬にも咲く花があり、花畑を作っておいたところ、咲き始めた。
『ウインターローズ』と言われる冬に花が咲く花だ。
ピンクや黄色と様々な彩りがあり、綺麗だ。
「レオよ。冬に咲く花とはめずらしいのお。」
ユグドラシル様が花畑に興味を示した。
「えぇ。このあたりは花畑でしたが秋にはすべて枯れて種になりましたから。次の春まで待ってもよかったのですが、せっかくなので育ててました。ウインターローズって言います。」
「彩りも豊かじゃのう。雪景色の中に花もいいものじゃの。」
「そうですよね~。ハーブティーどうぞ。」
「うむ。というか、このウインターローズ?じゃったか。これは普通の花じゃないのお。確かにこれは育てるべきじゃのぉ。」
そう。このウインターローズは、特殊な能力を持っている。
「そうなんです。このウインターローズは、魔素を吸収して土壌に栄養を与えるものです。なので、冬も厳しいノースサンド村にも普及させたいと思って、今年は実験の段階ですが、成功のようですね。」
万能道具を使えば土壌自体は回復するのだが、今回はピース民に頼んで普通に耕してもらったエリアもある。
肥料を併用しているがウインターローズも無事に育っているが、土壌自体も改善されている。
春あたりまで花は咲き続け、土壌も回復し春に備え次の農業に繋げることができる。
世界樹側と違って枯れ切っている土地で成功が見えたのは、地味なことかもしれないが革新的な出来事だろう。
「そうじゃな。どんどん土が痩せていくのが現実じゃからのう。これは農民からすると革命じゃのう。」
「肥料とウインターローズの二本立てで土壌回復に努めていきたいと思ってます。」
「うむ。頼んだぞ。しかし、このウインターローズは見栄えもいいからのぉ。部屋に飾りたくなるの。」
「そうなんですよね。貴族向けにもいいと思います。冬はただでさえ花類はなくなりますから、需要があると思いますね。」
観賞用にも栄える。
ローズというだけあって、バラのような見た目をしている。束ねれば派手にもなる。
「貴族はこういうのよく好むからの。広めてもいいじゃろうなぁ」
「試しにノースサンド村あたりで感触を確かめようとは思っています。」
というわけで、ナナにウインターローズを輸送して販売してもらうことにした。
この世界の冒険者は露店で販売する権利も持つ。
収集品をギルドに売るのではなく、直接商人や市民など様々な人に売ることも認められている。
毎日、露店場所の権利が販売されているため、それを支払えば、基本的には何を売っても問題はない。
冒険者といっても様々であり、素材を加工するのが得意な人もいる。
そういった人たちが全員店舗を持てるわけではないので、そういった人を支援するような取り組みでもある。
後日
「綺麗な花でごじゃるね。豪華でごじゃるよ。さっそく売ってみるでごじゃるよ。」
ナナはギルドで露店場所の権利を購入して花屋として露店開店した。
製作しておいたワゴンにウインターローズをたっぷりと入れて準備する。
花瓶に入れた見本、プレゼント用に包装した花束など見本も作っておく。
「露店をすることになるとは思わなかったでごじゃる。でも楽しいでごじゃるね。」
冒険者ギルド公認の場所なので、誰かに文句も言われないし、
何かあれば冒険者ギルドがバックにあるので安心なのだ。
その後、この季節に花というのは珍しかったらしく、注目を集め、
飲食店などのサービス業の層にとても好評だった。
プレゼント用にも求められて、しっかりと売り切れた。
「これならば安定的な需要が見込めるでごじゃるね。いやー忙しかったでごじゃる。」
今後、ウインターローズは価値が大きくなっていくのである。
面白いかも…
続きが気になる!
と思いましたら
下部にある☆☆☆☆☆から、作品の応援をお願いいたします。
直感で☆をつけていただけませんか?いま、感じた評価いただきたいです。
ブックマークもいただけると励みになります。
末永く、よろしくお願いいたします。




