087:ノースサンド村 家庭菜園で実験?
「ランドさん。これが肥料でごじゃるよ。」
レオたちから輸送してもらった肥料をナナは届けた。
現在は冬であるため、外の田畑には使えないので一つの提案をしている。
「次の春先に肥料を使って土壌作りをするでごじゃるよ。それまでは家庭菜園で実験をするでごじゃる。」
「カテイサイエンですか…?」
「そうでごじゃる。家の中で野菜を育てるのでごじゃる。リーフレタスと言う野菜でごじゃるよ。」
手軽に作れる野菜はレタスのようなものだろう。ということで、エリスが考案したものだった。
「聞いたことない話ですが、家の中なら暖かいので育つのかもしれせんが…」
「薪類の燃料も支援するでごじゃるから、寒い思いしないでごじゃるし、野菜も育ってお得でごじゃる」
食料などはナナたちが支援している。
今回は肥料だけでなく、食料全般や燃料、衣服類も運んできており、ランドの奥さんや子供たちは大喜びだった。もちろん通貨類もだ。これはナナが稼いできたものではあるが。
「こんなにたくさんの支援をしてもらっていますから、要望とあれば全力でやらせてもらいます。」
ということで、さっそく、鉢に肥料を入れる。
肥料といっても、単純に土なので鉢に入れて終わりだが。
幸い、広い家だったので、設置場所には困らなかったので、思ったよりたくさん作れそうだった。
ただ家自体が痛んでいたり、隙間風などが目立っていることもありナナたちはしばらく滞在して家の補修等を手伝うこととした。
「しかし、この肥料と言われる土は本当に良質なものですね。フカフカだし土の匂いが自然そのものを感じます。水分も適度にあって、どうすればこんな土を作れるのか。」
「ちゃんと土壌づくりをすることで、このあたりの土地もこうなるでごじゃるよ。あとは神様に感謝しながらでごじゃるね。私たちの神様は『ユグドラシル』様でごじゃる。祈るといいでごじゃるよ。」
「私が知る神様とは違いますが、感謝したいと思います。」
「ユグドラシル様の木造を置いておくでごじゃるから、祈るといいでごじゃるよ。」
ナナは鉢を置いている周辺に木造を置いておいた。
「じゃあ次は種を捲くでごじゃるよ。これくらいのパラパラとやるでごじゃる。」
ナナとランドは、丁寧に種を蒔いていった。
その後、水をやる。
「適度なタイミングで水を上げるだけでごじゃるよ。天気がいい日は窓を開けて太陽の光も当ててあげるのがいいでごじゃる。」
「わかりました。そこまで大変な作業ではないのでできそうです。普通の農業と変わらないですし。」
「そうでごじゃる。まあ私たちはしばらく滞在するでごじゃるから、大丈夫でごじゃるよ。明日は別の種類の野菜も植えるでごじゃる。」
そうして、数日かけて複数種類の家庭菜園に取り組んでいった。
春には結果が出ることであろう。
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