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081:宿営地の建築予定エリア

「レオ。輸送の準備が整いました。」


ナナに依頼されていた物資の輸送をする日だ。

初回は俺もやってみることにした。その後は、エイトたちに頼む予定だ。

そのためエイトも同伴してもらっている。


馬車の乗り心地、街道整備がどの程度まで進んでいるのか、

あとはノースサンド村を遠目から実際に見てみようと思ってのことだ。

ナナとも合流できるので、貢献を称えようというのもある。


「よし。じゃあ行くとするか。」


バードホースに合図を送り、馬車を動かす。

流石の馬力といえばいいのか、なかなかの速度だ。


街道は整地もしているので、馬車が走るには適した状態になっている。

この世界でありふれている馬車でも快適に走れるような環境だろう。



「これだけあれば、当面は大丈夫かね。」


「レオ。土壌改良に使い、実証実験の段階に思いますので問題は無いでしょう。定期的に輸送する予定でもあります。」


大量の肥料、そして当面の食料といったものを輸送している。

本来は自分で行くならアイテムボックスに入れれば済むのだが、今後の実験でもある。


「主君。なかなか快適でございますな。今まで乗ってきた馬車の中でも特に優れていますぞ。とにかく振動がないのがすごい。」


エイトには倉庫部分に乗ってもらっているが、特に問題が無いようだ。

これならば、この街道を使う分には物資が痛んだりすることもないだろう。


「そうか。エリスの作業は完璧なようだな。それはそうと、なかなか進んでいるな。馬車が走れる範囲はまだ短いと思っていたよ。」


普通の馬の二倍の速度で進んでいるため、相当な距離を移動している。

そのため普通であれば4日程度はかかる計算になっている。


二日で到着となるため、

途中の休憩ポイントを作ってもらっている。


今日の目的となる休憩ポイントに到着した。


「ここが、休憩ポイントか。なかなかキレイに整地したもんだな。」


「レオ。ここにも建物を建築し宿営地にしていくのが妥当でしょう。」


まあ中継地点だし、周りは魔物だらけなこと考えるとそうなるだろうな。


「そうだな。綺麗に整地していたのはそういう計画もあってってことか。」


このあたりの地質を調べたところ、地下に水源もあるため井戸を掘ることが可能。

田畑は俺が『万能道具』でなんとかすることで、ある程度の自給もできるだろう。



「上手くやれば、素材を収集するのに適した場所にもなりそうだな。」


「レオ。このあたりの魔物は多様性がある場所ですので、素材収集に適した場所です。」



やはりそうなのか。計画的なこと。

宿営地の予定地として、視察も兼ねることもできたな。




今後の発展の一部となるこのエリアを夜空見ながら想像して過ごした。



面白いかも…

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